2006/02/18(土)12:31
息子と二人で蕎麦屋で飲んで
あ、四歳の息子はまだ飲めません。飲酒したのは私だけ(笑)
主人の帰りが仕事で遅くなってしまうとのことだったので、三人一緒の外食はあきらめ、家で簡単に用意できるものを食べるor別々に外食するかとなったとき、息子がお蕎麦屋さん行きを強く主張したため、別行動となりました。
(ほんとは三人で行く予定だったのに…)
私の気に入っている近所の蕎麦屋は寡黙な男性が一人で台所を切り盛りし、パートナーの女性が一人でフロアを切り盛りしていますが、メニューの品数が多いし、お酒を飲む客が多いことからとても忙しそうです。
知り合いはあるときこの店でそばを早くオーダーしすぎ、手をつけないままに酒を飲み続けていたら、店の人からそばがのびると怒られたそうです。
いかにもこだわりの強そうな小さな蕎麦屋なのです。
息子と二人きりだとあまりつまみの品数が頼めないのですが、昨日は思い切って蕎麦を減らして最初につまみを3品オーダーしました。
まずは出汁のたっぷり聞いたふわふわの卵焼き。
外にはしっかり焦げ目がついて、かじるとやわらかい卵から上等の出汁があふれ出てきます。
それから筍の土佐煮。
土佐煮というともっとしょうゆ味の煮物を想像していたのですが、お上品な薄口の煮汁にたくさんの筍、たくさんの若布、たくさんの桜海老と油揚げが入っていました。中鉢にたっぷり盛られてきたので、さすがに最後ちょっとだけ残してしまいました。
もう一品はゴボウのてんぷら。
お菓子のトッポ(プリッツ程の長さで太い)よりさらにちょっと太めぐらいに切られたゴボウが皿に山盛り。
これまた美味しいてんぷらつゆでいただきましたが、息子には少し固かったようであまり食べてくれなかったので、こちらはほとんどお持ち帰り。
それに私は
というお酒を1合だけ飲みました。品よくすっきりとした大吟醸でした。
最後にせいろの大盛りを息子と分けて食べました。
極度に固めにゆでられた、店主が毎日作る太い手打ちそばは絶品!
そばつゆもかつおの風味がよく利いていて甘くなく、ここのを食べて以来他の店で蕎麦を食べる気があまり起きなくなりました。
ほろ酔い気分で幸せな金曜日の夜☆♪