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カテゴリ:旅行
オペラの時間は19:30。
夕食はオペラの後に食べることにして観光最終日の今日はベルリンらしいところを見てみようということで、知人と200番のバスに乗って「ブランデルブルグ門」へ行った。 この周りには各国の大使館がずら~っと並んでいて、それぞれの建物に国旗が掲げられている。 門を背に振り返ると、右角に緑の屋根の日本で言うところの帝国ホテルにあたる「アドロンホテル」が建っている。 アドロンホテルを右に見て左側が何かの工事中だった。 工事をしている部分を囲うように張り巡らされたシートには、建築中の建物の完成図などが描いてあるらしい。 このシートに書いてあるのはブランデルブルグ門でしょうね。 この後さきほど降りたバス停まで戻り、次のバスを待っている間に、周りが騒がしくなってきた! 何事かと思い、見物していると、バス停の目の前にあるラコステのお店の店員さんがガラスのドアの鍵を開けたり閉めたりして外の様子を伺っている。 少しすると50歳くらいのおばちゃんがすごい形相で何かをわめきながらラコステのお店に向かってくるではないか! モチロン私は何を言ってるのかわからないのだが、知人は「くそっ」とか暴言を吐いてるよと言う。 そのおばさんはお店に近づくとまたUターンして文句を言いながら歩いていくが、怒りが収まらないのかまたお店の方に戻ってくる。 文句を言っているだけだが、かなりの迫力がある。 お店のお姉さんたちは胸を押さえたりしてドキドキの様子である。 バス停にいる人たちは興味深々で、成り行きを見守っている。 おばさんは2往復くらいしたところで諦めたのかすぐそばの大きな信号を渡っていった。 やっと帰って行ったね~と話しているとなんと!信号のない大きな道路をラコステに向かって(バス停にいるわたしたちに向かっても一直線!)また叫びながら戻ってきた!! 野次馬と化していた男の子二人が「また戻ってきたよ!」と店員さんに教えると「えっ!ほんとに!」とばかりにまたガラスドアの鍵を掛けなおした。 すると、ぴ~ぽ~ピ~ポ~と緑色のパトカーが!! おばさんはそれを聞いて猛ダッシュ! ラコステの店員さんに「あの女よ!」 と言われ、パトカーはバックで追跡! そして走っておばさんを確保! おばさんは強引にパトカーに押し込まれ尚もわめいている。 さらにもう一台応援のパトカーが到着。 日本よりもさらに野次馬根性があるらしく、みんな立ち止まりかたまりになってパトカーを眺めていた。そういう私たちはバスを一本見送って見物しちゃった^^; バス停で一緒に見ていた旅行前らしきおばさんなんて手をたたいて爆笑してたし。。 最初にラコステのマネキンが倒れてたのを見たけど、おばさんのあの怒りはどこからきたのかわからずじまいだったけど、たかが?言葉の営業妨害でおまわりさんが4人もかけつけるなんてやはり平和なんだろうなぁと思った出来事でした^^ ようやく100番のバスに乗り、国会議事堂に! 入り口で並んで持ち物と上着やマフラー類をX線に、体はセキュリティチェックを通り、スーツケースの鍵をポケットに入れておいた私はブーとひっかかり、女性の検査員さんにボディチェックを受けるはめになった。 それが済むと高速エレベータで展望台へ。。 さすがに国家のものだからか、無料で入ることができる。 すでに夕方の17:00近くだったので、会議はやっていなかったが、タイミングがいいとこの円形の下にある紫色の椅子で会議が行われていれば見えるようになっている。周りを歩いて上っていけるようになっているが結構足がすくむ。 だいぶ外は暗くなってきたので、さっき寄ったブランデルブルグ門がライトアップされていて、すごく幻想的♪ 少し電車に乗ってオペラ会場へ。 チケットは一番安い17ユーロの席をとり、予定時間は2時間50分ということだったので、雰囲気を味わえればいいという私の意見で途中の休憩のときに出ようという計画に。。 入るときチケットは切り取るわけではなく、係りの人が手で切り込みをいれてくれるだけである。 言葉はドイツ語で字幕も上のほうにドイツ語で出てきた。 見ていれば少しはストーリがわかるかとも思ったがオペラは歌っていることがほとんどで、動きも少なく全くわからなかった。(-_-;) クロークに預けたコートとマフラーを受け取り、ホテルの方へ向かった。 ホームではいちゃついている大人のカップルが目立つが、電光掲示板にどの路線、行き先、あと何分で到着するかが表示されていてわかりやすかった^^ たいてい時間にも正確で大きく遅れることもなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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