ちゅにむはなにむ～ともしびチャペル日記帳

咲かない・・・。
庭のアジサイが咲かない・・・。

葉っぱは元気に青々としてるのに、
つぼみの影すら見えない。
え、え、なんで・・・？

でもアジサイは元気に生きている。
いのちを喜んでいる。（ように見える）

先日、こまさが遠足でカエルをたくさんつかまえてきた。
「家では飼ってると死んじゃうから、逃がしに行こう」
車で近くの田んぼ（おお、なんてすてきな言葉）に
逃がしに行った。
それまでに何匹か死んじゃったけど、残りは元気に
泳いでいった。

昨日、韓国語を習いに来ている高校生の女の子と話をした。
「聖書に『殺してはならない』ってあるのはなんでだと思う？」
「殺す権利はないから」
「じゃ、殺す権利ってどういう方にあると思う？」
「・・・神様？」
「そう。じゃ、なぜ、神様だけには殺す権利があると思う？」
「・・・？」
「神様にだけ、いのちを与える力があるから。いのちを与えることの
できないものには、いのちを奪う権利はないんだよ。人間は、たとえ
虫一匹でもいのちを生み出すことはできない。だから、だれのいのち
も奪う権利はないんだ」

もちろん、生きるために他者のいのちを取るのが生き物のさだめだけど
そのことと、他者のいのちを奪ったり、自分のいのちを奪ったり（自殺）
することとは意味が全然違う。
今日、こうして生きていることは、決して当たり前ではない。いのちを
くださった方のご計画の中で、今日生かされている。だって世の中危険が
いっぱい。死と隣り合わせに生きてるようなものだもの。

今日も生きてる。生かされている。そのことを大切に一日すごそう。
現実に、今、死と向かい合わねばならない中にいる多くの方々のことを
心にとめつつ・・・

ぼくらはみんな生きている。