セントジョーンズワート

セントジョーンズワートは、「天然のプロザック」と謳われるほどで
うつ病治療に積極的に用いられ、軽度から中度のうつ病の治療に効果を挙げている

抗うつ薬並みの効果が期待できる一方、副作用が少ないと評価されています。

ドイツで処方される抗うつ剤のトップがセントジョーンズワートで
ヨーロッパ全土で広く使用されている
近年は軽い鎮静剤として、あるいは睡眠薬としての使用も多くなりました。

ドイツで　セントジョーンズワートは　一般のうつ病に対して最高の薬になっており
他の抗うつ剤を全部合わせたよりも売れて　プローザックの7倍以上も売れている

ドイツの医師たちは、毎年三百万人に対して、セントジョーンズワートを処方している
ドイツ政府は、セントジョーンズワートを　うつ病の薬として承認しており
多数の厳密な臨床結果をふまえて　このハーブを処方している。

セントジョーンズワートは筋肉を弛緩させるため、生理痛を和らげ、去痰剤にもなる
ヨーロッパでは胃潰瘍などの消火器系疾患の治療にも用いられているほか
消毒作用や鎮痛効果があるため、外用薬として切り傷や火傷にも効く

動物実験において、セントジョーンズワートに含まれるヒペリシンとシュードヒペリシンには
HIVウィルスをはじめとするレトロウィルスの増殖を妨げる作用があることが認められ、最近注目されている

新しい研究では　通常の約2倍の　1日に1800mgは
患者に精神病や妄想の症状がない限り重度のうつ病も改善する事が確かめられて
そこまで増量しても副作用の増加はみられないことを明らかにしている。

どれくらいの速さで効くか？
少数の人では二週間という速さで症状の緩和がみられているけれども　通常は数週間を要する。
半数以上の人に恩恵があらわれるのは、四週間から八週間のあいだであると報告している。

70～90%の人が気分の改善をみており、まったく反応しなかった人は、わずかに15%

動物による研究は
ヒペリシンの抗うつ効果は、脳の中で蓄積されていくことを示している。
この自然の薬が働いてくるまで最低六週間という時間を与えてほしいと専門家は主張している。

効能
・うつ病の治療に用いられる
・鎮静作用がある
・生理痛を和らげる
・外傷の回復を助ける
・ウィルス感染を防止する

飲み方
主要な活性成分ヒペリシン最高率0.3%を一定して含有する
セントジョーンズワート　300mgのカプセルを　1日3錠まで飲む

※注意点
抗うつ剤を飲んでいる人は併用しないように
セントジョーンズワートは、薬物代謝酵素を誘導し
インジナビル（抗HIV薬）、ジコギシン（強心薬）、シクロスポリン（免疫抑制剤）
テオフィリン（気管支拡張薬）、ワルファリン（血液凝固薬）経口避妊薬などの効果が減少する
重度のうつ病に悩まされている場合は、一人で対処しようとせず、お医者さんにかかって下さい。

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記載間違いもあるかも知れませんし、詳しいことは、本などで確認ください。

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