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吟遊映人 【創作室 Y】

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2008.05.01
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カテゴリ:映画/アクション
「この任務は終わった・・・任務は終わった! 外を見ろ・・・見ろ! (おまえは)殺されるぞ。殺されたいか? もう終わった・・・終わった!」
「何も終わっちゃいないんだ! 俺にとって戦争は続いたままなんだ!」

“アクションスター”という言葉だとどうもしっくりこないので、あえて“肉体派俳優”と表現させてもらうことにする。
この“肉体派俳優”と呼ぶのはここではスタローンのことだが、昔のアーノルド・シュワルッツネッガーあたりもこれに相当する。
セリフこそ多くはないがそこに存在するだけで威圧感があり、マシンガンなど持たせたらそれだけで宣伝用ポスターになってしまうような、灼熱の炎がバックに似合う俳優、とでも言おうか。
1982年当時のスタローンは、若くて実に男くさい。
何か得体の知れない重圧を背負った戦士のようでもある。
そういう意味でこの作品の主人公“ランボー”は、はまり役だった。

ベトナム戦争の帰還兵であるランボーは、かつての戦友に会いに来た。
だが友人はベトナムで浴びた化学兵器の後遺症からガンに侵され、すでに亡くなっていることを聞かされ愕然とする。
行くあてのなくなったランボーは、仕方なくとぼとぼと街に向かって歩いて行くが、途中、保安官に呼び止められる。
保安官は親切を装い車に乗せるが、着いたのは町外れだった。
保安官は流浪者を嫌い、よそ者を町へ入れようとはしなかった。
だが食事をしようとランボーが再び街に向かって歩き始めると、保安官は踵を返してランボーを取り押さえ、無抵抗の彼を逮捕し連行するのだった。

この作品は、ベトナム戦争による帰還兵の受けた心の傷がテーマとなっている。
ストーリー展開はかなりオーバーアクションな面も見受けられるが、裏を返せばそれだけに当時のアメリカでは社会問題となった証拠であろう。
「ロッキー」の顔とは違った、スタローンの体当たりの演技が光っている。
セリフこそほとんどないが、鋭い眼光と鍛え抜かれた肉体の厚みが映像の中で充分に生かされている。
スタローンファン必見の映画なのだ。

1982年公開
【監督】テッド・コッチェフ
【出演】シルヴェスター・スタローン

また見つかった、何が、映画が、誰かと分かち合う感動が。
See you next time !(^^)





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最終更新日  2008.05.01 06:24:45
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