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吟遊映人 【創作室 Y】

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2008.05.14
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カテゴリ:映画/パニック
「ごめんなさい。」
「(あなたは)助けてくれたじゃないの。・・・(それにしても)警報が遅いわ。サイレンが鳴ったと思ったら(竜巻が)来たのよ。避難する時間もなかった。」

火山列島である我が国は、常に火山性の地震や台風などに悩まされている。
規模にもよるが、被害を最小限に食い止めるにはやはり何と言っても迅速な情報提供、災害警報の発令である。
それにより少しでも早く避難が可能になるからだ。

アメリカ南部オクラホマ州において、竜巻を観測する研究者「ストーム・チェイサー」と呼ばれるチームがある。
元メンバーで気象予報官のビルは、現役で活躍する妻のジョーと離婚を進めるために、書類にサインを求めて竜巻観測の現場へやって来る。
ジョーのチームはビルの発案で開発された観測装置「ドロシー」を用い、実験に臨んでいた。
ビルはライバル研究者の動向が気がかりで、すでに現役ではなかったもののジョーのチームに同行し、「ドロシー」を竜巻の直下に設置することを手伝う。
そんな折、巨大な竜巻が出現。
最大級F5クラスの竜巻が街を破壊し尽そうとしていた。

最近ではまず見受けられなくなったが、昔は台風が接近すると近所の子どもたちが大はしゃぎでビニールボートを浮かべて遊んだり、傘を裏返してキャッキャッとふざけ合う姿を見たものだ。
今思えば何と無防備で怖いもの知らずなことをやっていたものだと思うが、この作品は正に、研究観測とは言え、そういうアドベンチャー精神を多いにくすぐられるものだ。
竜巻に向かって直進して行く姿など単なる“勇猛果敢”という表現だけでは収まりきれない。
“物好き”とか“好奇心旺盛”とか、少年少女のような無垢な精神を垣間見ることができる。
ドラマチックなシーンやストーリー性は期待できないかもしれないが、CGを駆使した巨大竜巻に舞い上がっていく家畜や建物、それにトレーラーなどはリアリティーにあふれ、思わず息を呑む。
研究チームがわいわいお祭り騒ぎで竜巻を追跡していくシーンなど、アメリカ的豪快さで多いに楽しませてくれる映画なのだ。

1996年公開
【監督】ヤン・デ・ボン
【出演】ヘレン・ハント、ビル・パクストン

また見つかった、何が、映画が、誰かと分かち合う感動が。
See you next time !(^^)





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最終更新日  2008.05.14 06:23:44
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