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吟遊映人 【創作室 Y】

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2008.09.20
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カテゴリ:映画/アクション
「気分いいでしょ。軍で学んだ技を使えて。」
「俺は軍関係じゃないよ。」
「商人でも警官でもない。道場に通って(修得したの)?」
「あれ(カンフー)は、ビデオで独習したんだ。」

何が愉快って、とにかくスクリーンの向こう側に思わず「やっちゃえ~!」と叫んでしまう作品であることだ。
もちろん、当管理人は暴力を奨励しているわけではない。
だがセガールが、ゆったりとした重みのあるカンフーでギャングたちをこてんこてんにやっつけるのを見ると、スカッとしてしまう。
それはまるで、炎天下の外から冷房の効いた部屋に入って、キンキンに冷えたコーラを飲む時の清々しさに近いかもしれない。
正直、作品からは、息子を失った父親の哀しみであるとか甘いロマンスとか殺人を重ねていくことの苦悩とか、そんな感傷的なムードは微塵も感じられない。
暴力→銃撃戦→暴力→銃撃戦→時々カーアクション
このくり返しが人間のサディスティックな本能をくすぐり、やがてマヒさせる。
視聴者のコワいもの見たさは、ピークに達するのだ。

マックスは潜入捜査官として、ギャングのはびこる危険地域に足を踏み入れていた。
そんな中、何者かに殺害されてしまう。
息子の訃報に怒りを覚え、復讐の鬼と化したマックスの父サイモンは、立ちはだかるギャングたちを次々と倒していくのだった。

上手いことネーミングしたものだと感心したのは、“沈黙の報復”という邦名タイトル。

本当にろくにセリフもなく、ガンガン撃ちまくってボコボコに殴り倒してピューピュー血しぶきを上げて復讐していくのだ。
この作品は、意味のある名画などで、むやみやたらと考えさせられることに飽きた人たちにオススメだ。
視聴者に多くを期待しない作品は、実は一番ストレートで痛快なのかもしれない。

2007年公開
【監督】ドン・E・ファンルロイ
【出演】スティーヴン・セガール

また見つかった、何が、映画が、誰かと分かち合う感動が。
See you next time !(^^)





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最終更新日  2008.09.20 07:00:43
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