西洋鉋の整備 3(UK Stanley No5 Jack Plane)
ブロックプレーンより遅れて5番(数字が大きい程全長が長い)のジャックプレーンが届きました。今後のメインとなる鉋ですがちょっと重く2Kgオーバーです。でも日本の引く鉋の方が腰にくるという話もありますから・・。。---Jackとは向こうで「なんでも屋」という意味で多用途・汎用性に富むという事の由。この鉋はebay.comでmade in England のvintage品とでていましたが類似タイプの現行品もあることから半信半疑でした。現行のイギリス・スタンレー製鉋はアメリカ(近年メキシコ製)のものより加工がまともらしいので、まぁ・・それでも良いかと思ってました。---なんと実物は試し削りを行っただけのデッドストック物でした。そこでebay.ukで詳しく見てみると全く同型の古びた品が出展されています。(アメリカは広いので意外とデッドストック物は機械などでもあるらしいです。)---刃も未だ仕上げ研ぎされてない出荷状態なのでチューンアップを進めて行きます。鉋などのブレードを研ぎ上げるために砥石をどうするか????ネットでも百家論争ありありですね~。天然石は今の私のレベルでは別世界なので必然的に人造セラミック砥石に収斂されます。中でも近年人気なのがシャプトン製刃の黒幕シーリーズです。その組み合わせで考えていましたが購入一歩手前でキングに変更しました。---とはいえシャプトンも使ってみたいのが本音です。(村正刃物店では6000番に名倉をつけてくれます)