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カテゴリ:Vespa
先日、知人からチョット診て欲しいとイタルを持ち込まれました。
古いベスパをレストアして以来、ホント久しぶりにイタ車を触ってみます。(^_^;) 外装を少し外して様子を確認・・イタ車としては程度はマズマズ良好かなぁ・・・ とはいえイタ車ですから痛い目に合わないよう用心しないと危険が一杯かも・・・😁 故障状況は足元辺りから煙が出てからエンジンがかからない状態で、 ランプ類も点灯しない部分もあるようです。 そこでワイヤーハーネス全体を俯瞰するためにカバー類を取り外しました。 ・・分解は大変と聞いていたのですが・・そんな事も無くフツーにバラせます。😁 こちらの回路図を参考にして>> https://italjet-dragster.blog.jp/archives/1769091.html ざっと各部を点検した限りでは断線、ショート、焼損などは見つからず。。 ・・バッテリーを繋いで次のステップに移行します。 放置プレイが長かったのか、内蔵バッテリーはアウトでした。 そこでGolf4で使っていたバッテリーを仮接続してトラブルシュートしてみます。 バッテリーを接続してランプ類を確認すると、点灯するものと、しないものと バラバラです。順次点検しリレー端子外れ、球切れを見つけ対処しました。 ・・という事でハーネスは大丈夫そうと作業していたら・・バッテリー端子に 手で押さえつけていたターミナルが少し熱を持って来たのに気づきました。 ・・直ぐに電流計を入れて測ると17A も流れています。😱 メインヒューズを外すと過電流は流れないので・・回路図からレギュレーターが 怪しいと睨んで外してみることにしました。 フレームセンター下部に在るレギューレーターを外して見ると・・案の定、焼損しています。 ・・煙が出たという話はホントでした。 😅 最も焼損している灰色線を追ってみるとキャブ近くのオートチョークとキャブヒーター端子に 配線されています。それぞれのコネクターは別々ですが・・どー言うわけか合体されており 線間がショートしているためレギュレーターの制御端子にバッテリー電圧がかかってしまう 状態でした。いつから、そうなったのか不明ですがイタリアンワークなんでしょうか。。😭 コネクタを分離して配線チェックは終えましたが、代わりのレギュレータを探す必要があります。 マイナーなバイクゆえ情報が少なく苦労しましたがネットサーフで徐々に内容が判明してきました。 ・・純正品番 292033 でPIAGGIOなども使ってますが国内在庫は少なそうです。 ・・どうせ旧い部品なのでなんとか調べて代替品を考えてみたいと思います。💡 という事で充電系は調査を進めるとして、取り敢えずエンジン始動を目指します。 ・・・・・続く・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.10.21 15:58:28
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