テーマ:猫のいる生活(138971)
カテゴリ:ちっさいくーちゃん
# 2913
大人たちが 買い物から帰ってくると、 くーちゃんがなぜか おびえながら 固まっていた。 どうしたのかと思ったら、 風でどこからか飛んできた 白いビニール袋が ベランダで バサバサと音を立てて 動いていた。 すごい強風の日だったのだ。 ひとりでのんきに おるすばんしてたら 急にナゾの音と共に 白いものが飛んできて、 それはそれは 恐怖の体験だったようで、 背中の毛なんかも 若干、立てながら もうこわくてこわくて おしっこちびりそうだった という顔で 「あそこに…何かいるの…」 と震えるように すくんでいる。 「あれかー。こわかったねー」 と大人たちがなだめても、 まだまだ恐怖が おさまらないくーちゃん。 ひとりじゃなくなったので ようやく少しずつ ベランダに近づいて 様子を見る気になったよう。 しかーし、 こわくてなかなか進まない。 ビニール袋がいつ動くか わからないので 油断できないのだ。 後ろにいる大人が 立てる音にもビビって 動きが止まるくーちゃん。 こわいよー。 あれ何だと思う…? ひとりで見に行くのが とてもこわいくーちゃん。 でも気になる。 たしかめたい。 いつも大人に対しては 強気に野生むきだしで 飛びかかってくるような やんちゃなくーちゃん。 あのオレちゃまぶりは どこ行った? こんなに足が前に出ないことある? ってぐらい重すぎる足取り。 しっぽぶんぶん。 どんだけかかって近づくん。 ようやく窓際まで行けた。 ときどき風が吹いて ビニール袋がバサッと 動いたりするから またこわい。 首すくめてるから 後頭部モリモリ。 ビクビクなくーちゃん。 ビニール動いてこわいので 一旦テーブルの下に隠れた。 どんだけこわがり。 風が止んで ビニールの動きが 止まってるうちに 意を決して そろそろと歩み出る…。 大人たちも窓際に来たので ようやく見に行けたくーちゃん。 ここまで10分近くかかった。 ちょっと見たら またテーブル下に避難した くーちゃん。 まだこわい。 なんでだ。 よーし、まるが見てやろう。 うん、大丈夫そうだよ。 くーちゃんも見て。 まるに促されて 「そう…?こわくない?」 と再び観察するくーちゃん。 まると一緒だったら 下げまくりだった しっぽも立てて 少し落ち着いて 眺められる。 ナゾの生き物?だけど まあ、見慣れてきた。 その後もしばらく 見張りを続けていた くーちゃん。 袋、あとで片付けよう と思ってたら、 また強風でどこかへ 飛んでいったみたい。 くーちゃんの恐怖も なくなって 平穏が戻ったのだった。 - - - - - - - - - - 今日も写真ないので 2年前の1歳くーちゃん、 おかえり534日目は お休み。 代わりに これでも見てて。 3年前のくーちゃん。 → ふかふかねむねむ - - - - - - - - おっきいくーちゃん。 今日は、2008年。 2008年4月11日の写真。 フリップフラップを見るくつした。 ソーラーでゆらゆらするおもちゃ。 ひなたを見に行くくつした。 テーブルに座るくつした。 再びフリップフラップとくつした。 - - - - - - - - - - ランキングサイト参加中 LINEスタンプ Tシャツとか 買ったものと欲しいもの お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年04月11日 18時59分10秒
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