|
カテゴリ:科学雑学
『たんぱく質占い』の結果 ―トリプシン― たんぱく質分解酵素。自分自身たんぱく質でありながら、たんぱく質を分解してしまうという、たんぱく質界の異端児。 というわけで、皆からはちょっと奇異な目で見られたりするのですが、彼(彼女)なくしてはたんぱく質界の経済活動、そして我々動物の栄養摂取はできない。
食物に含まれるたんぱく質はそのままでは利用できません。 この分解を行ういわゆる消化酵素の一種がトリプシンです。
―ミオシン― 箸の動かし方からジョギングまで、我々の運動のすべての根幹となる超弩級縁の下の力持ち。 一つ一つの出す力はとっても小さいのだけど、何個も何個も集まって集まって集まって、ついには重たい買い物袋もお宅のお子さんも何でも持ち上げられる、そんなみんなで集まって何かをすることの大切さを教えてくれる、和の伝道師であります。
筋肉の収縮において、エネルギーを用いて片割れのたんぱく質『アクチン』を引き寄せることで筋収縮を起こします。
―NMDA型グルタミン酸レセプター― 我々の脳にぽっかり空いている穴。…穴?いやいやただの穴のはずがない。
NMDA型グルタミン酸受容体(NMDAR)は脳の神経細胞にあり、細胞に電気を通す穴を作る『イオンチャネル』というものの一種です。 グルタミン酸受容体とは、『グルタミン酸』がくっつくことで開く穴、ということです。 まず、名前の通りグルタミン酸がくっつかなくてはなりませんが、それだけではダメです。 同じグルタミン酸受容体であるAMPA受容体は、NMDARとは違ってグルタミン酸がくっつくことで簡単に開きます。 NMDARはどうしてこんなにツンデレなのか?
話が変わりますが、『長期記憶』という言葉をご存知でしょうか? 記憶とは神経細胞の回路のつながり方だと言われており、何度も特定の回路に電流が流れることで記憶が増強されるらしいです。 NMDARはこの学習と記憶の基礎をつくる分子の一つであると言われています。 NMDARは脳のたんぱく質の中で精力的に研究がなされているたんぱく質です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[科学雑学] カテゴリの最新記事
ありがとうございます。
たしかに、私はミニサイズ。でも、運動はあんまり…とか、そういうことではないんですね。 和の伝道師…うーん、毒吐いてますけど(-_-;) がんばります(何を?) まあ、自然体は、自然体ですから、いいとしましょう(笑) (May 31, 2007 12:12:15 AM)
穴に落ちてこけることはよくありますが・・・・(^_^;)
確かに声が枯れるまで口にだして何回も言わないと覚えらえません・・・(^_^;) (May 31, 2007 03:07:52 PM)
るー1998さん
>ありがとうございます。 >たしかに、私はミニサイズ。でも、運動はあんまり…とか、そういうことではないんですね。 >和の伝道師…うーん、毒吐いてますけど(-_-;) >がんばります(何を?) >まあ、自然体は、自然体ですから、いいとしましょう(笑) ----- 毒をもって貴しとなす、とかw 自然体はいいことです、憧れます。 (June 2, 2007 01:47:03 PM)
アッカタッカさん
>穴に落ちてこけることはよくありますが・・・・(^_^;) > >確かに声が枯れるまで口にだして何回も言わないと覚えらえません・・・(^_^;) ----- 僕も物覚えの悪さはひどく、年々悪化してるように思います。 (June 2, 2007 01:47:33 PM) |