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カテゴリ:内装屋さん
(財)日本ファッション協会/流行色情報センター(JAFCA)では、このほど最新のカラートレンドとして注目される2008-09年リビングカラー注目色、並びに2008年秋冬レディスウェアカラー、メンズウェアカラーを発表した。 2008-09年のリビングカラー注目色のテーマは、「大地と花、萌ゆる緑」。1990年代から環境問題が取り沙汰され技術開発を中心にエコが地球規模で広がりをみせているが、その一方で長年ビジネスとの両立という課題を抱えてきた。 それが昨今のCO2の排出権取引などビジネスとしての側面が注目される中で、エコがファッションとしても取り入れられるようになりつつある。 テーマである「大地と花、萌ゆる緑」はそうした流れを汲み取ったもので、2008-09年のリビングカラーでは、エコの象徴的カラーとして植物のグリーンを中心とした「萌ゆる緑」、安心感のあるブラウン系を中心とした「大地の色」、生き生きとしたピンクなどの花の色を表現する「花の色」という3つのグループに注目する。 「萌ゆる緑」は、その名通りグリーンをメインとしたグループ。きれいな空気をつくり出す植物に直結するグリーンは、テーマカラーとして特に説得力のあるもの。 加えて若さやフレッシュなイメージは未来に向けてのメッセージとなる。 「大地の色」は植物が育つ大地のブラウン。すでにインテリアでは高級感があり都会的なダークブラウンの人気は高い。同グループは大地のブラウンの他、漆喰の白、カッパーブラウンなど6色で構成。 そして「花の色」では、花の生命感やオーラを表現した5色に注目。近年「桜」をテーマにした商品がさまざまな分野で展開されているが、ピンク系もサクラ色から濃いピンクまで人気で、ブラウンとの相性も良い。 また、インテリアにも影響を及ぼす2008年秋冬レディスウェアカラーのトレンドは、2007年春夏シーズンにおいて「静」から「動」へトレンドが転換した流れを2008年秋冬も継承、都会的なグレー系のほか、「静」の時代から出始め高級志向の中で定着した黒やダークカラーに、鮮やかな色を組み合わせるコントラスト配色が注目された。 カラーテーマは「Come to the Party!(カム・トゥ・ザ・バーティ)―Happening Mix(ハプニング・ミックス)」(パーティへようこそ! 偶発的なカラーミックス)。具体的には注目色に鮮やかでダークな「レッド」「パープル」「バイオレット」が浮上した。 JAFCAのホームページ http://www.jafca.org/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月04日 12時51分30秒
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