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名古屋グランパスのFW永井謙佑(22)が、1日に札幌市で始まったサッカー日本代表候補合宿に参加した。日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督に初指導を受け、充実した合宿初日を過ごした。 驚きの連続だった。永井は「4-2-3-1」の左サイドに田中と2人で入った。逆サイドにはグランパスのチームメートMF藤本とU-22(22歳以下)日本代表でもチームメートの清武(C大阪)。グランパスともU-22とも違うシステムに、1時間以上はボールを使わない戦術練習を繰り返した。 「こんな練習はあまりやったことがない」 ザック監督の指導を受けるのはこの合宿が初めて。緊張感もあるが、永井にとってはすべてが新鮮だった。「自分はやりながら理解していくタイプ」と常に話している。初めて指導を受ける監督も、初対戦の相手も自分の肌で感じながら、体得していくのが永井流。1日だけでは計り知れないが、ザック監督の印象は「頭のいい人」だった。時間をかけて、一回一回プレーを止めて細かい説明が加えられるのでわかりやすかったという。 最後は、同じポジションに入っていた2人が敵と味方に分かれるミニゲーム。体も動かしたが、この日は頭にしっかり汗をかいた。ザック監督の戦術を吸収することに集中した。 「きょうは守備のやり方がかなり分かった。あしたからは攻撃面で自分の長所を最大限にアピールしたい」。圧倒的なスピードという武器をアピールできる。もっと楽しくなる予感がある。 地元凱旋(がいせん)となった31日の福岡戦(レベスタ)では得点はできなかったが、ブーイングも大歓声も経験した。合宿に参加するため、ゆっくりもできなかったが、海外の赴任先から一時帰国中の両親と話もできた。 ハイレベルな代表で自分を磨くことができる。「新しいことがいっぱいで楽しい」と、永井は心の底からの笑顔を浮かべた。U-22のチームメートも多いが知らない選手もいる。「パスの受け方や出し方も勉強になった」。3日間の短期合宿で受け続ける新しい刺激を成長の糧にする。 (中日新聞 伊東朋子)2011年8月2日 中日新聞紙面から お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月02日 12時08分39秒
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