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September 3, 2009
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カテゴリ:自作真空管アンプ
2E22シングル・アンプの改修、実はあんまし進んでいない。
どーも夏は工作室が蒸し暑く、アンプ工作は進捗がままならず・・。
でも構想は湧き出るもので、何種類か回路設計が済んだものも。
5814ゼロ・バイアス・アンプ、5687SRPPアンプ、5687 2パラシングルのミニ・アンプ、
6CW5SRPPのブリッジ・アンプ等だ。
SRPP方式のアンプはそれぞれ、シングル・アンプ用の出力トランスを用いて、
1次側に直流電流を流さない方式。
低域のレスポンス、特性が大きく向上できる可能性を秘めている。
この音は聴いたことが無いので、2E22シングル・アンプ改修以上に興味が沸く。

5687SRPPによる回路がシンプル、コンパクトなアンプが出来そうなので、詳細に設計してみた。


5687SRPP3-1.jpg


5687を2パラで使いプレート電圧は180V、単管あたりプレート電流20mA、負荷は8kΩ。
2パラで4kの負荷となり、出力トランスは2kのを使用。
(SRPPは実負荷に対し、ロードラインは2倍の負荷抵抗値となる。)
この回路だと直流は流せないので、SRPP上側のタマのカソードから、
直流カット・コンデンサ経由で出力させる。
理論出力は2.8Wだ。
電源の利用効率を上げるため、トランジスタ式のカスコード直結回路とし、
P-G帰還で出力インピーダンスを思いっきり下げている。
インピーダンスが低い分、電源変動にも敏感なので、+Bは安定化してある。
高調波ノイズが電源ライン経由で入り込まないよう、チョークを+Bとアース側に入れてある。
こんな増幅回路、雑誌でも他の人のHPでも見たことが無い。

SRPP上側タマのカソード抵抗は、真空管の1/gmが、歪み・出力の点でバランスが取れる。
先ずはバイアスが必要な130Ωが入っている(世間ではこの方式が殆どだ)が、
計算値である62Ω+可変シャントをかますのもやってみる。
(180V20mAでのgmは8mS、2パラで16mSなので、その逆数で62.5Ωが算出される)
一番音質に影響を与えるのが、直流カット・コンデンサだろう。
色々なのをパラって、音質の変化を楽しんでいくつもりだ。
どーしてもダメだったら、この部分の電位を中点に持っていって、
コンデンサ・レスにするという将来の設計も済んでいる。

2kの出力トランスは、春日無線にKA-3250という1次2k-3kΩ5Wがあるが、
最大出力が3W弱でトランスの容量が5Wというのは、心もとない・・。
私の設計ポリシーとして、出力トランス容量は最低3倍のマージンを取るようにしている。
ノグチにPA-2という、1k-2k-3.3k10Wのマッチング・トランスがある。
コア材はオリエント、f特も下は10Hzからと申し分ない。
ただこのトランス、1次に直流電流は流せない。
今回は直流電流を流さない設計だが、PA-2を使う方は注意されたし。
電源トランスは、これまたノグチのPMF-55HG。
ヒーターは5687上下別に点火する予定で、一つの巻き線が6.3V0.8A。
対して5687は6.3V0.9A・・。
オリエントで磁束密度は高く取れるし、他の巻き線容量に余裕があるから、大丈夫だろう・・、
多分。
これくらいでは、トランスが燃えないはず。
というのも、5687のヒーター・カソード耐圧が90Vしか無いからだ。
ヒーターを上下一緒というのは出来ない。
ぶっちゃけPMF-55HG以外、2次電圧、容量等全てに於いてピッタリなのが無いのだ。
+Bにトータル45mAだから、電源トランス2次電流140mAなんてヤリ過ぎだ。
ってか、電源トランスだけデカくて可愛げがない。

さて、部品調達に行くとしよう。
モノラルで組むので、電源トランス、マッチング・トランス、チョーク2種これだけで
\26,000-程度。
他の部品を合わせて、新規で作るならトータル\40,000-強だろう。
部品のグレードを上げたとしても、\50,000-以内に収まる。
10年近く眠っている6550Cシングルから、SP端子や電源SWやらを抜き取りだ!
設計思想の古いアンプ、とっととバラしちまおう。





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Last updated  September 12, 2009 02:20:33 PM
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