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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
こんな事に喜んでる私は、ねっからの電気好きだと思います(笑)
早速ブレッドボードに、5847シングル・アンプで使うカソードのシャントレギュレータを 組んでみました。 OP90の電源はブリーダー回路の4Vツェナーから供給する設計なので、 Ni-MH4本直列の別電源で設けました。 負荷は6GK5で12mAほど流しています。 負荷を±5mA変動させてみましたが、 オペアンプを使っているだけあって、電圧の安定性はバツグンですね♪ カソード電位は1mVも動きません。 ドリフトも全く生じません。 実際の起動順序で電源を加えても、違う順序でも全てのオペレーションでOKでした。 ただ、調整VRを絞ってシャント電圧を下げていくと、徐々に0Vまで下がります。 基準電圧の電流が絞られて、立ち上がり状態に入るのが原因です。 これでは調整の際、ウッカリ出力管をゼロバイアスにして過大な電流を流す危険があります! 1.2~1.8Vまで調整できれば良いので、設計変更しなくてはいけませんね。 基準電圧の電源を、5847のカソードではなくツェナーから供給すれば大丈夫でしょう。 このミスは実際に回路を組んで分かりました。 シミュレーターを使えば問題点が洗いざらしになりますが、 私は実際に回路を組んで動作確認をするのが好きです☆ トランジスタ100個とかの回路は別ですが、この位の石の数なら組みたいものです。 基準電圧の電源をツェナー(実験ではNi-MH側)にしたら、 シャント電圧は1.2~1.8Vの範囲で調整が出来るようになりました。 にしてもOP90、こんなにも高精度で使いやすいオペアンプが、秋月電子に売ってないなんて! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 14, 2010 08:18:53 AM
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