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テーマ:今日の出来事(289251)
カテゴリ:電子工作
2Fのリビングには、SONY最後のハイエンドFM/AMチューナーである、
ST-SA5ESがあるのですがここ何年か灯を入れてません。 FM放送は専らSONYのポータブルラジオICF-M770Vか、 MP3プレーヤー内蔵のFMラジオの出力をHPAで聴いているからです。 たまにはNHK-FMのクラシック番組を、ST-SA5ESで聴いてみるかなと思いました。 電源SWをONしても、インジケーターが点灯しません。 内部のリレーは、カチカチと動作しているのですが。 SONYのサービスに出しても、年数が経ち過ぎていて修理不可なのは解っているので、 自分で診てみることにしました。 カバーを開け、電源電圧をテスターでチェックしましたが、電圧はほぼ正常値です。 ところが、基板下側の回路の電源電圧が出てません。 テスターのリードを当てると、インジケーターが点いたり点かなかったり。 どーやら、電源周りのパターンに異常があるようです。 しばらくいじっていると、基板の中央を走る銅のバスバーにガタがあり、 そこを手で動かすとインジケーターが点きました。 どうやら半田クラックのようです。 基板固定のビスを外し、エンコーダのコネクタを外し基板のパターン面をチェック。 バスバーに半田クラックを発見しました! ![]() ↑赤丸付近に半田クラック その他にも半田クラックが見つかり、全部で5か所もクラック! バスバー、RCAジャック、Fコネ周りの古い半田を電動半田吸い取り機で取り除き、 アルミットで盛り直しました。 その後、電源ONしたらインジケーターは点灯し、音も出ます。 ですが、チューニングが-0.1MHzくらいズレてます。 強電界のNHK-FM埼玉ですと、85.0MHzにチューニングでステレオ受信できました。 昔のエアバリコンと糸掛け方式のアナログチューナですと、 目盛りがずれた位置でチューニング出来るのですが、 デジタルシンセチューナですと0.1MHzステップですのでそうはいきません。 問題は、IF段かPLL辺りでしょうか? このままでもポータブルラジオよりも遥かに良い音なのですが、 先ずは電源部とFM部の電解コンデンサを、全て交換することにしました。 AMはこのチューナで聴かないので、野放しです(笑) 部品リストを作成し、明日は秋葉原へ調達に行きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 29, 2013 10:55:00 PM
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