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6AK5ヘッドフォンアンプを、ジャズやクラシックの名盤を交えて試聴してみました。
ディスクはジャズに川嶋哲郎カルテットの『哀歌』、クラシックにドヴォルジャークの『チェロ協奏曲ロ短調』。 タマは標準装備のRCA製5654/6AK5Wのグレープレート、CDプレーヤーにDENONのDCD-S1をダイレクト接続。 音量調整は、ヘッドフォンアンプ搭載のボリュームにて行いました。 そうそう、肝心のヘッドフォンはオーディオテクニカの、ATH-EW9。 耳掛け式ヘッドフォンの、フラッグシップモデルです。 『哀歌』ではピアノの伴奏はゆったりとして響きが心地よく、サックスは一転して元気よく前に張り出す感じです。 アメ球らしい力強く、厚みのあるサウンドが楽しめますね。 サックスのブリブリ響く感じなんか、得意だと思います。 かぶりつきの席で生演奏を聴いているような、白熱した演奏を感じられました。 空間表現も素晴らしく、ドラムスが奥で演奏している雰囲気など上手に再現しています。 続いて『チェロ協奏曲』。 オーケストラのスケール感が、とても良く出ていますね☆ ヘッドフォンですと頭の中央に音像が寂しく出来上がっちゃうとイメージする人が多いかもしれませんが、 テクニカのこのヘッドフォンと6AK5 ヘッドフォンアンプでは、スケールの大きい音像が楽しめます。 オケでもかぶりつきの席で聴いているような、積極的に音が前に出てくる雰囲気を楽しめます。 どちらかと言えば、陽性のサウンドですね。 番外編として、FMラジオに繋いでJ-POPSも試聴してみました。 局はTOKYO-FMで聴いたのですが、かなりキャッチーな音作りですね。 高域はとても綺麗で低域は力強く、ヴォーカルの厚みや声の張りなど感じられます。 POPSが一番得意ではないでしょうか。 聴いていて一番楽しく感じられるのも、POPSかもしれません。 エージングが十分に進んでいないので、現状ではややじゃじゃ馬ぽいですが、次第に落ち着いてくることでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 11, 2013 09:42:53 PM
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