|
テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
カテゴリ:お店情報
ヘッドフォンのインピーダンスは、10Ω半ばから600Ωと幅広いです。
出力トランスで出力する真空管式ヘッドフォンアンプ1台で、この幅広いインピーダンスに対応するのは、音質面とパワー面で難しいものがあります。 600Ωのインピーダンスのヘッドフォンには、やはり2次側に600Ωのインピーダンスの出力トランスを持って行きたいところ。 そこで、市販品のマッチングトランスを使って、予備実験をしました。 1次10kΩに内部抵抗5kの真空管を接続し、Ip=4mAで動作させたところ、 出力10mWで20~30kHz、1kHzのTHD=1.4%が得られました。 設計最大出力25mWの動作条件ですが、20mWでは1kHzのTHD=4.7%でした。 実機ではマルチループのNFBを掛けるので、もっと低歪&広帯域になります。 使用したトランスは0.4W弱まで出力できるので、ヘッドフォン用途には十分でしょう。 このトランスを搭載した、真空管式ヘッドフォンアンプの特注もいたします。 入出力の仕様(RCAかジャックかなど)、サイズ、デザイン、使用するタマなどすり合わせ可能ですので、気になる方は楽オクショップのBacchus Antiquesの質問欄より、ご連絡くださいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 10, 2014 08:13:24 PM
コメント(0) | コメントを書く
[お店情報] カテゴリの最新記事
|