3241688 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Bacchus Antiques

Bacchus Antiques

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Profile

Bacchus Antiques

Bacchus Antiques

Calendar

Category

カテゴリ未分類

(84)

登山・ハイキング・さんぽ

(145)

日常のちょっとした出来事

(173)

暮らしを豊かに☆

(337)

今日のお買い物

(204)

お店情報

(408)

アンティーク

(51)

紅茶・中国茶・台湾茶の部屋

(66)

天体

(4)

カメラと写真

(23)

イタリーの伊達好き☆

(22)

オトコの小物

(73)

電撃訪問!

(43)

家事の一工夫

(17)

ぼやき

(401)

オーディオ・アクセサリー

(20)

自作真空管アンプ

(372)

電子工作

(45)

自作真空管式ラジオ

(47)

疑問符

(12)

料理とのマリアージュ

(126)

本日の一杯

(106)

オリジナル・カクテルの創作

(22)

音楽とお酒

(5)

屋外で飲むお酒

(7)

お酒の旬な話題

(56)

お酒と健康

(22)

EL95 UL接続 シングルアンプ

(17)

E83F K-NFB ロフチン シングルアンプ

(18)

8JV8 K-NFB シングルアンプ

(36)

ECL84 UL接続 シングル・パワーアンプ

(14)

6AK6 UL接続シングル・パワーアンプ

(5)

6AK6 ヘッドフォンアンプ Bacchus Antiques

(11)

E88CC 真空管式ヘッドフォンアンプ

(5)

6AK5ヘッドフォンアンプ Bacchus Antiques

(22)

EF80 UL接続 ヘッドフォン兼パワーアンプ

(3)

E180F 三結シングル ヘッドフォンアンプ

(15)

6AN5WA シングル ビーム結ロフチンアンプ

(40)

6V6GT ビーム管接続 シングルアンプ

(18)

6W6GT 三結 カソフォロ出力 シングルアンプ

(23)

EL803 UL接続シングル モノラルアンプ

(7)

3B4 三結 シングルアンプ

(12)

EL91 三結ロフチン シングルアンプ

(12)

3S4 ロフチン ヘッドフォン・アンプ

(16)

真空管プリアンプ

(62)

半導体プリアンプ

(13)

6005W UL接続 ロフチン シングルアンプ

(3)

5847 ミニアンプ Bacchus Antiques

(11)

投資にまつわるお話

(18)

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

Headline News

Rakuten Card

Freepage List

February 20, 2023
XML
さいたま市近郊で鎖場のある中級以上の山を探していたら、
神奈川は東丹沢の三峰山が目に留まった。
山岳地図には、階段、鎖が豊富との記載ではないか。
2/20は快晴の予報なので、さぞかし尾根歩きは気持ち良さそう。
行程の7割くらいが尾根歩きなのだ。
そしてこの一帯は、ヤマビルの巣窟らしい。
となると空気が澄んでて落葉の冬が、一番良いだろう。
早速登山計画を作成してみた。





拙は登山地図記載のコースタイムのほぼ6・7割で回ってしまうので、
三峰山下山後更に鐘ヶ嶽を追加。
ゆっくり見積もって、14:30頃には七沢温泉入り口のバス停に着きそうだ。

当日は本厚木発宮ケ瀬行きの始発バス 7:40に間に合うよう自宅を出る。
小田急の新宿駅では、『宮ケ瀬ダムハイキングパス』を購入。
丹沢・大山フリーパスにしたかったのだが、期間外なのか宮ケ瀬のを。

宮ケ瀬行きのバスは、3割ほどが登山者。
途中、煤ヶ谷で下車した登山者がおり、彼も三峰山を目指すのだろうな。
拙は計画書通り、土山峠から尾根の先端から登るきついコースに挑む。
8:25に峠着だから、45分もバスに揺られていたんだな。
ここでは、登山者が拙の他にもう一人。
登山口はやや荒れ気味で、とりつくのが少しばかり難儀。
それからはやや急な登山道が続く。





進路を南に変える付近から、緩やかな尾根歩きに。





所々に視界が開け、幅の広い登山道とあって、歩いていて気分が良い。
後方には、樹林の合間から宮ケ瀬ダムと高尾山方面が確認できる。





第一チェックポイントの辺室山(へんむろやま)には、8:59に到着。
標高は644mだ。
大きなベンチがあり、ここで今日初めての休憩を摂ろう。





南東には相模湾と江の島が、樹々の合間から何とか見える。
春から初秋は樹木に視界が遮られ、眺望は今一つだろう。
10分ほど休んで、次の物見峠を目指す。
峠へと下る、ちょっとしたヤセ尾根。
木が尾根にへばりついているようだ。





9:41に第二チェックポイントの物見峠に到着。





煤ヶ谷へ向かうトラバースがあるのだが、だいぶ荒れてて危険だ。
登山道の踏み跡が薄く、道幅も15cmくらい。
斜面も急だから、煤ヶ谷から来るにはこのトラバースは使わない方が良い。
尾根伝いの登山道があるから、そちらが無難。
この峠でも休憩したいのだが、日陰で風も強く寒い!
早々と切り上げて再出発だ。

途中、木製階段のやや急登をこなすと、視界が開けた場所に到達。
右には相模湾と江の島が辛うじて見え、中央は新横浜方面かな?





ここで暫し、温かい麦茶を飲んで休憩。
5分ほど景色を眺めたところで、再出発しよう。
僅かに進んだところで、煤ヶ谷ルートとの尾根出会いに到達。





もう少し進んだところで、仰々しい警告の札が現れた。





無理をしないで引き返す勇気、安達太良山登頂を目前にした、猛吹雪以来だ。
登山慣れしても無理は禁物である(拙程が言うでもないが)。

後ろに気配を感じて振り返ると、煤ヶ谷バス停で下車した登山者が。
彼はやはり、三峰山を目指しているのだろう。
軽く会釈して、拙は三峰山を目指す。

この尾根歩きも気分良く、西には丹沢山、蛭ヶ岳が姿を現す。





今のところ、登山道はそれほど険しくはない。
と思っていたのもつかの間、両サイドスパッと切れ落ちたヤセ尾根だ。





右側なんぞ、下を見たら100m以上はある。
滑落したらまず命はないな!
その尾根の少し先、大きな松の木が尾根中央に陣取っている。
しかも大きな枝が折れて、尾根道を塞いでいるではないか!!
引き返す勇気に当たらないとして、折れた枝がまだ幹にしっかり
繋がっているのを確認し、枝を掴みつつ尾根筋を踏破。
足場はかなり悪いので、十分気を付けて通った。
その直後をパチリ☆





木の根に足を取られてコケたら、大変な場面だ。
暫くも足場の悪い尾根歩き、ヤセ尾根が続くも前方に急峰が。





地図とコンパスで位置を確認すると、三峰山ではなくその前峰だろう。
まだまだ難所は続きそうだ。

次第に登山道は更に足場が悪くなり、ロープの出現。
写真では分かりづらいが、結構な急斜面なのだ。





今度はロープの代わりに鎖のある急降下。





まさかこの箇所が鎖場じゃないよな??
鎖場といったら、乾徳山か鹿沼市の岩山の猿岩のイメージがあるのだが。
念には念を入れて、鎖を補助に下降。
登山の怪我の多くは、下山や下降中に集中しているからね。
次は梯子の出現だ。
物見峠直後の梯子とは別次元のスキルを要する。
傾斜が急なので、鎖やロープを活用して安全を確保しよう。





更に梯子の険しさが増し、左側は絶壁!





鎖を補助に慎重に進む。
梯子の木がバキッと折れたら!なんて悪夢は想像しないでおこう。
ハラハラドキドキの梯子をクリアして、漸く目標の三峰山に到達である。
標高は934mだ。
ただ今の時刻は、10:46で思いの外時間を要した。





ひっそりと佇む山頂で、もう少し視界が開けていると予想していたのだが、
冬の落葉のおかげで樹々の合間から周辺の山々が展望できる。
再び蛭ヶ岳をパチリ☆





11時よりもだいぶ前ではあるが、貸し切りの山頂でお昼を頂こう。
樹々に囲まれているせいか風は感じられず、快適に助六のセットを満喫。
ついでにお饅頭5個も頂いてしまおう。
お饅頭ってエネルギー補給に向いてるけど、ずっしりと重いんだよね。
ここで全部頂いて、身軽になろう。

三峰山頂で30分は休憩したが、拙よりも後発の2人はまだ来ない。
休憩しすぎて体を冷やすといけないから、そろそろ出発しよう。
次の目標は、2kmほどのバリエーションルートだ。
山岳地図には道迷いが生じやすいとして、2か所注意喚起がある。

山頂直下も悪路は続き、鞍部に出たところで鎖場。
傾斜は70度くらいだと思うし、それだけなら大したことないのだが、
右側はかなりの崖で危険を伴う。
鎖は補助に、慎重に三点支持で高度を上げる。





ここをクリアしても悪路は続き、神経をすり減らされる。
この山、初心者は登らない方が良いぞ。
緩やかな尾根歩きに変わったところで、やたらと登山道はこっちの標識が出現。





勢いに任せてその方向に進んだのだが、20mほどで違和感を感じた。
イメージしていた地図上の風景と、実際の風景が合わないのだ。
今現在、トラバースする形で南東に高度を下げる。
ところが、バリエーションルートは尾根歩きなのだ。
ここで現在地が分かる地点まで引き返し、
バリエーションルートへの分岐点を見つけないといけない。
バリエーションルートへは直ぐに分かり、そちらへ。
さすがに踏み跡が薄く、かすかに登山靴の跡が見られる程度。
落葉に覆われていたら、地図とコンパスで慎重に進まないといけない。
不動尻を目指す、正規の尾根をたどる登山道まで、ピークを4つほど踏む。
もしかしてピーク5つかも、1/50000の地図では判別困難。
ピーク2つ目だったかな、かなり広い尾根に出た。
踏み跡は判別しにくく、倒木もあり進むべき方向に迷う。
左の尾根を一旦目指すも、明らかに登山道ではないと広い尾根に引き返す。
ここで地図とコンパス、周りの風景から現在地を確認する。
北方を確認すると、真東へ延びる長い尾根が、
目測で300m弱かなといった感じで確認できる。
南には、不動尻へ続くであろう尾根が1km弱に。
最後のピークは、まだまだ先のようだ。
そうすると南南西へ1kmほど進まないといけなのだが、
その方向に進んでもここが登山道かという斜面。
ふと西に目をやると、20mほど先にトラロープがあり、登山道と認識。
そこを降りたところが、↓





更に進むと、やたら広いピークが目前に出現した。
恐らくここが、西の尾根に迷いやすい場所だろう。
地図とコンパスで尾根筋を予め確認し、ピークを踏んだところで
西にしっかりとトラロープが!
何だよ、こっちは予め道迷いの生じやすい西への尾根と南の尾根の
分岐と確認しておいたのに、何たる仕打ちだ!!
登山道を街中の公園みたいに、ロープ張らないでほしいな。
こっちはコンパスと地図でルート確認しているのに、
こんなん出されていては興ざめである。
そうは言っても、このルートは道迷いが生じやすいのかも。
ガスっていたら、尚更道迷いしてしまうかもな。
気を取り直して、あと数百m南に進んで正規の登山道との出会い、





予想通りに到達。
ここから単調な尾根筋の下山だが、気を緩めないで進もう。
途中に作業用林道へ入るなの印。





この先、登山道ではないという印なのだが、倒木が置かれている場面もある。
さらに高度を下げると、不動尻に到達だ。
ミツマタが群生しており、開花寸前。





蕾をパチリ☆
天井照明の傘みたいだ(*^^*)





更に進むと、チェックポイントの『山神トンネル』が出現。





このトンネル、照明は無く真っ暗。
真っすぐだから前方に微かな出口の光が見えるものの、
真っ暗同然なのでライトが無いと心細いだろう。
拙はライトの光度maxにしてテクテク。
風の通り道なのか、背後から落ち葉が路面を伝う音がトンネル内に響く。
それがあたかも、誰かが背後から近付いているようで、気になって仕方がない。
振り向くな、振り向いたら後ろには・・。
なんてよからぬ妄想を膨らませつつ、我慢の限界がきて後ろを見てしまった。
結果は想像を裏切り、落ち葉が転げてきていた。
今回の登山で、このトンネルが一番怖かったな。
トンネルを抜けると、そこは鐘ヶ嶽登山口だった。





そこからの登りも思いの外きつく、三峰山で消耗した体には堪える。
ロープや鎖が張ってあるのだから、それなりだろう。
北東へ延びる尾根にとりついたら、あとは気持ちの良い登山道。
30分ほどで鐘ヶ嶽のピークに。





山頂にひっそりと佇む雰囲気が、信仰の山としての神々しさを感じられる。
羊羹と温かい麦茶を頂いて休憩し、下山するとしよう。
途中、視界の晴れた場所に何か所か出くわし、パチリ☆








アスファルトの舗装道に出くわし、そろそろ登山の終わりを告げる。
七沢温泉入り口のバス停から伊勢原駅へ向かい、無事に帰宅。

今日の登山、鎖場を期待していたもののヤセ尾根の連続で時間を要した。
また、雨風による尾根の浸食も進んでおり、いつまで登山道が持つか。
登山道存続の危機を感じた今回であった。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  March 4, 2023 03:08:45 PM
コメント(0) | コメントを書く
[登山・ハイキング・さんぽ] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X