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2004/03/28
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カテゴリ:ぶらぶら系
私のプロフで、思い出の場所として紹介しているナイロビ空港。
現地での呼び名をカタカナにすると、ジョモ=ケニヤッタ空港。


あれは5年ほど前のこと。
国立公園でサファリを満喫し、帰途につこうとするときだった。

滞在中ずっとお世話になった、日本語ペラペラの現地ガイドさんに別れを告げ、
私はロータリーで空港の風景を写真に収めていた。

ファインダーをのぞきながら、空港ロビーのほうに目をやると、
なにやらちょっと怪しげな、3人ほどの兄さんの集団。
しかも、こっちを見ているようだ。

その視線に気づいた私は撮影をやめ、ロビーのほうへ歩き出した。

するとどうだろう、彼らも私のほうへ近づいてくる。
そして、ちょっと怖いなと思いつつもさらに歩を進めると、
とうとう彼らは私に声をかけてきた。


「何をしているんだ」
意外な質問に戸惑った私は、素直に写真を撮っていたことを告げた。

すると彼らはこう切り出した。
「ここは写真撮影禁止だ。お前を逮捕する!」

そして、面食らってどうしたらいいかわからない私に
「裁判所へ連行する!」
と追い討ちをかけてきた。

彼らは私服の警察官たちだったのである。

チンピラみたいな格好だったが、ちゃんとIDカードらしきものも下げていた。


ここには書けないある理由から、こんなところで拘束されるわけにはいかなかった私は、
ガイドさんが言っていたこんな言葉を思い出した。

「この国の警官は信用できない。ワイロを要求してくるんだ。」

ケニヤ滞在の初日に聞いたこの言葉で、私はピンと来た。

粘っていれば、金を要求してくるはずだ、と。


すると案の定、一人がこう切り出した。

「ここは紳士的にいこうじゃないか。」

そして、200USドル出せば解放してやると言ってきた。
彼らにとってその金額は、数ヶ月の収入に匹敵する。

しかし、そんな不当な要求に屈してはいけないと思った私は、
100ドルしかないと値切った。

「それじゃ話にならん。やっぱりタイーホだ!」と言われたが、
ないものはない、と抵抗すると、彼らの間でも、どうしたものかとひと悶着。


ひとしきり言い争った後、穏健派の一人が切り出した。
「ならば、150出せば許してやる。」

この段階になって、ようやく少し冷静になった私は、
うまいこと演技するなあ、と思いながら、
日本だったら駐禁とられるのと同じだから、と自分に言い聞かせ、
渋々応じることにした。
彼らの言う「撮影禁止」の話は本当だろうとも思ったので。



いやいや、それにしても本当に冷や汗もんだった~(・・;)






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Last updated  2004/08/07 04:17:58 PM
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