|
カテゴリ:サンレモの歌手たち
★カマレオンティ、{イ・} (compl) Camaleonti, {I}
1963年ミラノで5人編成のバンドとして結成された、活動時期により4人編成で活動したポップ・ミュージック・バンド。 Ld・Al-8015 活動期間:1963 – 現在 所属レコード会社:Kansas; CGD; CBS; Camaleo; Durium; Vip ; Bubble ; Delta Ricordi;;NAR; Azzurra サンレモ音楽祭出場5回:1970年4位、73年11位、76年10位、79年第3位、93年参加 設立メンバー (→太字:現在メンバー) ・ジェリー(Gerry):本名ジェラルド・マンゾーリ(Gerardo Manzoli)、1944年 8月28日(21日説あり)ミラノ生。ベース担当、ナーダと結婚し、1982年演奏活動を止めカマレオンティのプロデューサーに専念。 →マッシーモ・ブルネッティMassimo Brunetti::ピアノ、キーボード、ヴォーカル担当、90年以降在関 ・リキ(Riki):本名エンリコ・マイオッキ(Enrico Maiocchi)、1940年5月27日ミラノ生、2004年2月2日ミラノ没。ヴォーカル、ギター担当、1966年カマレオンティを脱退、67年サンレモ音楽祭にソロ歌手として“希望の鐘(C'è chi spera)”を歌いました。 →マリオ・ラヴェッツィ(Mario Lavezzi):本名ブルーノ・マリオ・ラヴェッツィ (Bruno Mario Lavezzi) 1945年6月7日ミラノ生、ギター、ヴォーカル担当 (在籍1966〜l 1968年)、リキ・マイオッキの代わりに参加、途中兵役の為に活動を中断。 →ガブリエレ・ロレンツィ (Gabriele Lorenzi): 1942年7月3日ピサの南20kmの港町リヴォルノ(Livorno)生、キーボード担当。(1967〜1968年)、 マリオ・ラヴェッツィが兵役に就いた代替要員として参加。 →デイヴ・サマー (Dave Summer):本名でヴィッド・サマー (David Summer)、1948年5月17日ラワルピンディ (パキスタン)生。67年にプリミティブのギタリストとして来伊、73〜80年まで在籍、脱退後はロッキング・ホース(Rocking Horse)などイタリアのロックバンドに係りました。 →ヴィンチェンツォ・マンクーゾ(Vincenzo Mancuso):1953年シチリア島パレルモ(Palermo)生、ギター担当 (1981〜1984) デイヴ・サマーの後任 →ヴァレリオ・ヴェロネーゼ (Valerio Veronese): 1958年9月2日ミラノ生。ギター、ヴォーカル担当、85年以降在籍 ヴィンチェンツォ・マンクーゾの後任 ・トニーノ (Tonino): 本名アントニオ・クリペッツィ(Antonio Cripezzi)、1946年2月26日ミラノ生。ヴォーカル、オルガン担当、現在も活動続行。 ・リヴィオ・マッキャ (Livio Macchia):1941年11月11日南部バリ郊外のアクァヴィーヴァ・デッレ・フォニット(Acquaviva delle Fonti)生。ヴォーカル、ベース担当、現在も活動続行。 ・パオロ・デチェリエ (Paolo de Ceglie):1943年11月29日バリの西北西40kmにある小都市トリニターポリ(Trinitapoli)生、2004年3月27日ミラノ没。ドラムス担当。 →マッシーモ・ディ・ロッコMassimo di Rocco: ドラムス担当、2004年以降在籍 1976年の秋、彼らは自分達のレーベル、カマレオを立上げてCGDにディストリビューションを委ねました。しかしレーベルが上手くゆかずCGDを離れます。77年末にカンサス時代の代表曲を集めた編集ベスト盤がリコルディの廉価盤シリーズ、オリゾンテから発売された。 ORL-8232 (1977年 Orizzonte – Ricord) I Successi De "I Camaleonti" 1.Portami Tante Rose (沢山のばらを) 2.Se Ritornerai (ノルウェーの森 Norvegian Wood - Beatles) 3.Alla Nostra Età 4.Non Vivo Da Re (When I Come Home - Spencer Davis Group) 5.La Mia Voce (ウォーク・イン・ザ・ルーム When You Walk In The Room - Jackie De Shannon) 6.Ci Vuole Poco (Come On Home - Jackie Edwards) 7.Sha-la-la-la-la (シャ・ラ・ラLA LA LA LA - Little Stevie Wonder & Clarence Paul) 8. La libertà (恋の終列車 LAST TRAIN TO CLARKSVILLE - Monkees) 9.Ora Ho Capito 10.Non c'è più nessuno (恋はごきげん A GROOVY KIND OF LOVE - Mindbenders) 11.Senza Di Te Che Farò (マンズ・ワールド It’s A Man’s, Man’s, Man’s World - James Brown) 12.Ti Saluto ORL-8232 カマレオンティはドゥリウムに移籍し、6月に古いスコットランド民謡をイタリア語で歌った “スカイ・ボート・ソング”とB面はボブ・クリュー(Bob Crewe)の曲をイタリア語カヴァーした“Successo”を入れたシングル盤を出しました。 Ld・Al-8015 (1978年6月 Durium – Durium) Canto D'Amore Straniero (The Skye Boat Song)/Successo ※ジャケット画像は顔写真画像をご参照 79年サンレモ音楽祭に新人歌手が多く出場する中、ベテラン・バンドとして4回目の出場をして“暗闇の心”で第3位となりました。週間ランキング35位(在位11週)となったものの、年間ヒット・ランク100に入ることが出来す、商業的成功には至りませんでした。 Ld・Al-8039 (1979年1月 Durium – Durium) Quell'Attimo In Più (暗闇の心)/Marina Ld・Al-8039 1979年サンレモ音楽祭出場メンバー ・ジェリー(Gerry):本名ジェラルド・マンゾーリ(Gerardo Manzoli):ベース担当 ・トニーノ (Tonino): 本名アントニオ・クリペッツィ(Antonio Cripezzi):ヴォーカル、オルガン担当 ・リヴィオ・マッキャ (Livio Macchia):ヴォーカル、ベース担当 ・デイヴ・サマー (Dave Summer):本名でヴィッド・サマー (David Summer)ギター担当 ・パオロ・デチェリエ (Paolo de Ceglie):ドラムス担当。 79年アルバム「...E Camminiamo」とアルバムのテーマ曲“E camminiamo”がシングル・カットされました。しかしサンレモ音楽祭で第3位になった“暗闇の心”は入っていませんでした。 ms・Al-77408 (1979年 Durium - Durium) ...E Camminiamo 1. ...E Camminiamo 2.Ho Scelto Lei 3.Tu Ballerina 4.Tu Sei 5.Cielo Nero (Sail On) 6.Finchè C'è Lei 7.Laura 8.Amo ms・Al-77408 Ld・Al-8073 Ld・Al-8073 (1979年1月 Durium – Durium) E camminiamo/ Ho Scelto Lei 80年に73年から在籍したイギリス生まれのデイヴ・サマー (Dave Summer)が同様のイタリアのバンド、ロッキング・ホース(Rocking Horse)に移籍し、シチリア生まれのギタリスト、ヴィンチェンツォ・マンクーゾ(Vincenzo Mancuso)が加入しました。 カマレオンティも81年映画音楽で日本でも良く知られているチネ・ヴォックス(Cine Vox)を傘下に持つ老舗ビクシオ音楽出版が80年に設立した新レーベル、バブル(Bubble)に移籍しました。 映画関係に強かったのか映画女優モニカ・ヴィッティ(Monica Vitti)と共演して、戦前のヒット曲“嫉妬のタンゴ”を出しました。 BLU-9311 (1981年9月 Bubble - CGD) Tango Della Gelosia (嫉妬のタンゴ) (con Monica Vitti)/Che Storia È BLU-9311 BLU-9224 BLU-9224 (1983年 Bubble – Dischi Ricordi) Italian Boys/Io Ti Amo 81年、結成メンバーのジェリー(Gerry)ことジェラルド・マンゾーリ(Gerardo Manzoli)はナーダと結婚し、これを機に82年演奏活動を止めカマレオンティのプロデューサーに専念します。 バブルでの第2弾は“Italian Boys”は往年のカマレオンティのようなポップな曲でしたがヒットすることはありませんでした。 78年から79年に所属していたドゥリウムの廉価盤シリーズ、スタートから編集ベスト盤が出ました。ここでやっと79年サンレモ音楽祭で第3位となった“暗闇の心”が収録されました。 LP・S-40・184 (1983年 Start - Durium) L' Ora Dell' Amore 1.L'Ora Dell'Amore (ハンバーグHamburg - Procol Harum) 2.Quell'Attimo In Più (暗闇の心) 3.Ho Scelto Lei 4.Tu, Ballerina 5.Laura 6.Tu Sei 7. ...E Camminando 8.Il Silenzio No 9.Finchè C'è Lei 10.Canto D' Amore Straniero 11.Successo 12.Amo LP・S-40・184 DE-500 DE-500 (1984年 Delta - WEA Italiana) Cuore neroazzurro (我が心のインテル) “Official Hymn International Football Clubs”/Stella 84年、81年加入したヴィンチェンツォ・マンクーゾが脱退し、カマレオンティは4人編成のバンドに戻りました。インテルの公式応援歌“我が心のインテル”をデルタから出しています。 LSM-1078 (1984年 MusicA - CGD) Perchè Ti Amo 9031-70174・2 (1986年 CGD - CGD) CD Perchè Ti Amo 1.Ti amo da un'ora (一時間前から)"Festivalbar 1970,Cantagiro 1970 a-4" 2.Per Carità 3.Lei Mi Darà Un Bambino (SHE'S GONNA GIVE ME A BABY - Mort Shuman) 4.Oggi Il Cielo è Rosa 5.Tempo D'Inverno 6.Donna Donna 7.Come Sei Bella (夢見るあなた) 8.Perché Ti Amo (愛する君) "Un Disco per l'Estate 1973" 9.Attimi 10.Amicizia e Amore 11.Il Campo Delle Fragole 12.Pensa 13.Piccola Venere (可愛いヴィーナス) 14.Cuore Di Vetro (ガラスの心) LSM-1078 9031-70174・2 CGDからCBS時代の曲を廉価盤シリーズ、ムジカAから編集ベスト盤として発売しました。 84年シデット(Sidet)系の新レーベル、スポルパッソからシングル盤“L'Unica Stella”を出します。 SRP-80002 (1984年 Sorpasso - CGD) L'Unica Stella/Un 'Estate Con Lei SRP-80002 DE-841 DE-841 (1985年 Delta - Ricordi) Soli Noi/Stella 85年デルタから再び“Soli Noi”を出します。B面は演奏曲です。コンサートでフランチェスコ・デ・グレゴリ(Francesco De Gregori)と共演し、その時の縁でヴァレリオ・ヴェロネーゼが加入しました。 LSM-1077 (1985年 MusicA - CGD) L'Ora Dell'Amore 9031-70173・2 (1986年CGD - CGD) CD L'Ora Dell'Amore 1.L'Ora Dell'Amore (ハンバーグHOMBURG - Procol Harum) 2.Non C'è Niente di Nuovo (新しいことは何もない) "Cantagiro 1967"C-3位 3.Se Tu Ragazza Mia 4.Casa Bianca (カーザ・ビアンカ) 5.Mamma Mia 6.Io per lei (あなたのためのわたしTO GIVE (IS THE REASON I LIVE) - Frankie Valli) "Cantagiro 1968"a-4 7.Applausi (喝采) 8.Lei Aspetta Me 9.Angelo Mio 10.Viso D'Angelo (天使の顔) "Cantagiro 1969"a-2 11.Storia Normale 12.Eternità (永遠) LSM-1077 9031-70173・2 CGDのムジカAからまた編集ベスト盤が出ています。 暫く新譜が途絶えていましたが88年ヴィッデオラディオから“Ester”を出ます。 ZB-42103 (1988年 Videoradio - BMG Ariola) Ester/Provaci ancora ZB-42103 カマレオンティの国内盤は「サンレモの歌手たち 428 カマレオンティ 3」で終了しました カマレオンティ 6は1993年サンレモ音楽祭の後に続きます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.01.03 10:50:01
コメント(0) | コメントを書く
[サンレモの歌手たち] カテゴリの最新記事
|