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ゴーグルブログ：coaching of wheelchair basketball

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1月30日の練習内容

クロスダッシュボールあり　＊クロスダッシュしながらボールを常に意識しパスを廻す。パスボイスを出す→逆に相手を呼ばずに突然出すランシューボール2個（シュートしてサイドに開きアウトレットパスをもらい、次のシューターにパスし、リターンをもらいギブ＆ゴーするシューターにパス）ツーメン帰りワンパス→3メンクリスクロス（両エンドから同時スタート）2メンスポットシュート3対2対12対2ディフェンス（縦半分あるいは1/4コート）FT2対2セットオフェンス4対3ゲームBYゴーグル

2010.01.30

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NHKの番組　「追跡！AtoZ」と「オシムの伝言」

オシムの伝言たまたまNHKの番組を10時から見ました。オシムさんが言語力の無さを嘆いている映像。強い国のマネをするだけではダメだと。マネをして追いついたと思ったら相手は1歩先を既に行っている・・。だから、「追い越すつもりでやってやっと、追いつける」追いつき追い越せと良く言われますが、追い越すぐらいの覚悟で頑張らないと確かにだめですね。Jamaneyが何処を目指すにせよ。今度の選手権予選も、準決勝に進出し高崎大会出場権獲得だけでなく、より上位のチームを追い越し、選手権出場権を獲得する気持ちで望まないと達成されないのかもしれない。写真はオシムの通訳を務めていた人の回顧録。とくに、オシムが倒れてからのいきさつが詳細に書かれているとの事。次は、戦術的な本も予定しているとのこと。楽しみです！Byゴーグル

2010.01.30

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4対1パスゲーム

木曜日の練習4対1でパスを廻す練習。これに廻す順番を決めて、その通りに廻しなさいという制約を与える。とたんにディフェンスの位置でパッサーもレシーバーも混乱してしまう。オフェンスはレシーバーをフリーにするためにスクリーンをかける必要もでてくるわけです。3対2でも出来る。一定のパスを廻した後、シュートまでいく。判断力を養うためのアップ的練習として面白いやり方と感じました。BYゴーグル

2010.01.30

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ランダムコーチング

MIKASAバスケットボール作戦盤（小）ブルー失敗を全て修正しようとするコーチングをランダムコーチングという。今日の練習はそうなったかな？相手のペイントに一気に直線的に、球運びに関わらず、長身選手が走るプレーを「アタック」という。アテネパラの前に、現レラカムイ北海道のHコーチ、東野さんが車椅子バスケJAPANのAコーチをやっていた時代（これは凄いこと！）に車椅子バスケの海外のゲームのDVDを観て、東野コーチが編み出した戦術と聞いている。アタックをかけて、ディフェンスを低い位置に押し込まないとあたりが強い外人にプレッシャーをかけられオフェンスが厳しくなるという考察から生まれたと記憶している。さて、その練習をしようと思ったのだが、何を思ったかゴーグルはパサーだけではなく、フロントでのレシーバーにまでディフェンスをつけてしまった。そのため、プレスブレークの練習のようになり、テーマが2つとなり、選手にはプレスブレークが伝わってしまい、その修正を指示してしまった。結果的にはローポインターが止まったままでは受けれない距離も考えなければならない。相手に密着されていたらスペースで受ける。離れていたら直に受けるこのようなことを少しは感じてくれたかもしれないが・・・。ソーシャルタイムで上記のことを複数の選手に指摘された。おっしゃるとおりで反省です。途中で、気づいたけど、ままよと目的を変えてしまったのでした。まあ、春以降には十分生きる練習ではあるのです（言い訳です！）。NGの練習でしたね。木曜日はトランジション、アーリーオフェンス主体に、ハーフのディフェンスと声だしやりましょう！by　ゴーグル

2010.01.26

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練習予定の修正

火曜日と土曜日が参加人数が多いと仮定し、土曜日はゲーム主体に、アーリーオフェンスや速攻をトランジションを早くすることに注意して行う。ディフェンスの声が出ているか？そして、チェンジ、ヘルプが正しく行われているかチェック。火曜日は土曜日のゲームで、不十分な技術を中心に取りだして、練習後、ゲームとセットオフェンスの練習木曜日は、スペシャルプレー、シューティング、個々人のスキルアップの練習以上、現時点での修正案。ｂｙゴーグル

2010.01.25

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問いかけコーチング

オランダに学ぶサッカー戦術練習メニュー120この本を読んでます。前にも書きましたが、バスケはサッカーのインドア版として、アメリカのネイスミスさんが開発した球技。ラクビー、アメフト、ハンドボールなどとともに、サッカー系の球技に属するわけでです。つまり、バスケのご先祖筋。そして、サッカーは全世界で最もポピュラーなスポーツでもあります。したがって、そのコーチングにも伝統さんさと様々な知恵が含まれているはず。と、ゴーグルは想っているのです。それは、チームメイトの前代表が、サッカーのコーチであることにも影響もされています。スペインのバルセロナはおそらく現在世界１のクラブチームのそのコーチングの源流が監督として第1期の黄金時代を作ったクライフ。クライフはもちろん、オランダ代表で74年、現代のサッカー戦術につながるトータルフットボールを具現化した選手でもありました。そのオランダにコーチ留学し学んだ著者が監修したサッカー指導書です。具体的な練習方法も車椅子バスケの参考になるのですが、勉強になるのが、オランダサッカーの基礎指導理論です。オランダでは『常に、11対11の試合を基本に考える』その練習メニューは『実戦の中から抽出され』、『これは11対11の中であり得る状況なのか？』ということを意識して練習を考えるそうです。以前紹介した、「戦術的ピリオダイゼーション理論」とほぼ、同じ考えです。それもそう。その本の著者はスペインパルセロナで学んだコーチなのですから。それと、これも行動心理学の理論からも有効性があきらかになっているように、『練習のテーマ、その解決法はいわない』、『選手を導く』という実際の教え方、練習を止めて『質問形で問いかける』という、フリーズコーチングの手法です。この練習はこれがテーマだ、こうしなさいと、ついついいってしまいます。ゴーグルも技術系の練習でこれを学んでほしい時は言います。どうしても悪い癖がなおらない、プレーの質があがらない、そのような時はそれに集中してもらうために、テーマと直すべきところを具体的にいうようにしてます。だけど、基本はやはり”問いかけコーチング”なのだなあと改めて、この本を読んで感じたのです。うーん、辛抱強さが必要ですよ・・”オランダ・バルセロナ式”は。byゴーグル

2010.01.24

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１月２３日　練習

ミーティング目標の再確認、選手権山組み等テーマ：攻守の切り替え、ディフェンスの声だし５人クリスクロスから３対２シャドー１対１１対１～ディフェンスチェンジあり（フルコート５組同時に）FT３対２対１ゲーム：切り替え・速攻～アーリーオフェンス・ディフェンスの声だし＊ディフェンスのチェンジでの声が少ない。速攻の先頭を走っている選手の判断Byゴーグル

2010.01.23

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ディフェンス

の練習しました。対戦相手のスカウティングの元、皆で修正し確認しました。具体的にはチームの皆にはMLで流す予定。ディフェンスの練習は相手のオフェンス力（シューターの有無、インサイドの強さ）と自チームのチームディフェンス力との比較で、フルコートあるいはいスリークォーター、3ポイント、ペイントというディフェンスのピックアップポイントと、ゾーンなのかマンツーマンなのかという事などランニングバスケと同じ。異なるのは、ローポストを取られると車椅子の車幅とジャンプできない分、ディナイが困難となるのでエンドラインは守ることが大事。数年前までは、ヘルプサイドの４５度からもヘルプに行けたが、オフェンス力の向上からヘルプにいった瞬間にスクリーンシュートあるいはフラッシュカットを狙われるので最近はトップのみがヘルプに行く印象をもっているが、日本だけかもしれない。外国のゲームを観ると、ペイントにボールが入ればディフェンスは縮小し、ボールプレッシャーに長身選手が数人で行っているので、ランニングバスケと同じかもしれません。この辺りは研究の余地がある。ウイングへのエントリーパスはランニングバスケのプレッシャーディフェンスではディナイするが、車椅子はインラインでポジションをとる。ワンプッシュでパスカットできる位置でディナイできればベストだと思う。さらに、ボールマンに張り出したディフェンスにピックに行くのは車椅子の常套手段だが、これも簡単に生かせないというポジションにもなるかもしれない。まあ、そんなディフェンスがないということは、やはり車椅子の車幅や横に動けないのでピックにかかりやすいという特性が大きいのかもしれない。ゴーグル

2010.01.22

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1月21日練習予定

ハーフコートディフェンス（＆オフェンス）、トランジション、アーリーオフェンス、フルコートプレスDEF＆ブレーク、バックピック本日は、ディフェンスのスイッチ、オーバー、アンダー、トライアングルスイッチの確認 2人ひと組シューティング（Defチェック）シャードー1on１シャドー２on２ニューヨーク FT DEF練習（逆速攻あり）ゲーム BYゴーグル

2010.01.21

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さあミーティング！

選手権予選へ向けてのミーティングやります！チームの意思統一と戦略戦術の確認だ。月並みだが頑張るしかない。気持ちで負けないように！！来年度につながる今年度最後の公式戦。良い準備をして臨みたい。結果は自ずからついてくるはず。Byゴーグル

2010.01.20

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「チームづくり」を学んだ

チームづくり（チームビルディング）の考え方で有名なのが、心理学者のタックマン氏が提唱した、「タックマン・モデル」らしい。ゴーグルは勉強不足で今月号の『コーチングジャーナル』の山羽教文氏の論文、「チームづくりの過程で必要な意思疎通」を読んで初めて知った。このモデルはフォーミング、ストーミング、ノーミング、パフォーミングという４つのステージで構成されています。チームの形成期がフォーミング（形成期）で、いろんな人が集まり、共通の目的がぼんやりしていて、お互いがコミュニケーションをとりお互いを知っていく過程。Jamaneyの１年目がそれにあたる。チームの目的や理念を共有化することだという。さて、次はお互いの意見を出してぶつけあうストーミング（混乱期）のステージ。選手は障害も違い、学生であったり無職であったり、仕事が忙しかったり、別の趣味を持っていたりと社会的環境も違うわけ。当然、考え方、価値観も違う。身体能力、バスケの技術も初心者のうちは同じでも、少しずつ差がでてきます。経験者とは当然違いがある。「それらを、お互いに尊重し合える環境にしていく」ことが大切で、「自分と異なる考え方を知り、それを認めなければなりません」と山羽氏は説く。さらに、指導者が必要以上に介入するのではなく、「考え方の異なる選手を排除するのは簡単です。でもそれでは先へ進めません。やはり選手同士でぶつかり合い、解決することが大事なのです。」とまとめている。これを経て初めてノーミング（秩序期）となり、それぞれが自分の役割を理解し、チームの理念や目的も共有しているので、それほど手がかからないらしい。ちなみにこの、ストーミングとノーミングは行ったり来たりして新たな課題や問題が出るたびにくりかえし、そうやってチームが成熟するのだという。今、Jamaneyはこのストーミングとノーミングを繰り返しているところだと感じている。チームがうまくいっていない時は、「信頼感の欠如、対立を避ける、結果を重視しない、責任を取りたくない、参加意欲が低い」という５つの要因が考えれらるとのこと。まさしく、今のわがチームが抱える状態を的確に言い表している…。ストーミングの段階でこれらの５要因のいずれかが顕在化しているのなら、それを解決しつつ話し合いを進めることが重要ということだろう。選手として自立する心を育むことはゴーグルが最近感じているコーチングの理念。チームづくりで忘れてはいけない。勝つことだけが重要なのではない。Byゴーグル

2010.01.18

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選手権予選までの練習計画（案）

選手権予選までの練習プラン火曜日：チェアスキル20分間・速攻・ハーフコートディフェンス／オフェンス・シュート・ゲーム木曜日：バックピック・速攻・オールコートディフェンス／オフェンス・シュート・ゲーム土曜日：チェアスキル20分間・総合練習（その週の練習で不十分あるいは復讐すべき練習）・ラストミニッツプレー・エンドラインプレー・ゲーム今のところのざっとしたプラン案。ゴーグル

2010.01.14

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JOMOのコーチングクリニック

という話題です。とはいっても、先日行われた車椅子版ではなく、ランニングバスケのJOMOのＨＰにコーチングクリニックと称して日本鉱業（現JOMO）のヘッドコーチを務めた高木　彰氏が文章を寄せています。↓http://www.j-energy.co.jp/jomo_clinic/web_clinic/coach/backnumber.phpこれは非常に参考になります。ぜひぜひ読んでみてください。たとえば、最近話題している、FBやアーリーオフェンスでは・・・”「ファーストブレーク」という言葉を聞くと、「トランジションゲーム」（切り替えを早くして走る戦略）を思い浮かべる方も多いと思います。しかし、「ファーストブレーク」というのは、ただボールを早くフロントコートに運ぶことではなく、アウトナンバー（3:2や2:1で、オフェンスが数的に有利な状態）を作り出し、レイアップシュート（ゴール下のシュート）に持って行くことを意味します。【ファーストブレークの威力】私のかつての経験から考えると、やはりファーストブレークに持っていけるチームが作れた時は、それなりの成績を残せたことが多かったような気がします。しかし、足が速く、走ることが得意でも、セットオフェンスになったときに得点率が低い場合は、結果は伴いませんでした。いわゆる「ラン＆ガン」（走っては早くシュートまでもって行くような戦略）を取り入れた時もありましたが、相手のセットオフェンスが上手く、シュート率が高いチームの場合、結局自分たちの速さが生かせずに勝てなかった経験もあります。要は、いかに効果的にファーストブレークを出せるか、ということが大切なようです。ファーストブレークを効果的に使えるチームが、相手に与える最も大きなダメージは、シュートに対する「プレッシャー」だと思います。つまり、ファーストブレークを上手く出す為には、一つは厳しいディフェンスでのシュートに対するプレッシャーがありますが、「走られる！」という心理的なストレスが常にある状態でシュートをしなければならないからです。「シュートが落ちたら走られる！」という心理です。更には、オフェンスがリバウンドに入ることも躊躇させることにも繋がります。ファーストブレークを上手く出す為には、強力なディフェンス力とディフェンスリバウンド力が不可欠です。ディフェンスで相手のシュートを苦しめ、シュート確率が低くなった所を確実にリバウンド。アウトレットパスを素早く出して、アウトナンバーから確率の高いレイアップに持って行く。試合の流れの中で、要所でファーストブレークが出せれば、相手に与えるダメージは相当大きくなってきます。指導者の中には、ファーストブレークの際の選手の走るコースやボールの出し方等について、決まった形で指導する方もいるようです。私はどちらでも構わない、と思っています。つまり、チーム作りの考え方が優先されるべきで、例えば、オフェンスがナンバープレー主体で組み立てるのであれば、リバウンドを取った後からナンバープレーが始まる、と考え、フリーランスやモーションオフェンス（前回「オフェンスのフィロソフィー」を参照）主体であれば、その時々の選手の判断にゆだねる（オールコート・モーションオフェンス）ということで良いと思います。【ファーストブレークからセットオフェンスへ】しかし、ファーストブレークを出しても常にアウトナンバーが出来てレイアップに持っていける訳ではありません。相手も止めようとして必死に戻ってきます。オフェンスとディフェンスが同数以上（3:3、4:4、2:3、3:4等）になった場合、無理をしてアウトナンバーに持っていこうとすると、パスのコースを読まれてカットされたり、無理なドリブルで突進しようとして、ターンオーバーのミスにつながることが多くなってしまう可能性が出てきます。従って、どの時点でアウトナッバーを作ることから、いわゆる「アーリーオフェンス」（「セカンドブレーク」→2次速攻）に切り替えるか、と言う判断が大切になってきます。その判断力を高めるのもファーストブレークを上手く出すための重要な要素となります。「アーリーオフェンス」と言うのは、ディフェンスに追いつかれた場合、4番目、5番目の選手が（多くの場合、センターかパワーフォワード）が、大きく広がったレーンのエリアに後ろから飛び込んで行って、ポストエリアでボールを受け、レイアップを狙うか、アウトサイドへボールをスキップさせてアウトサイド（3PTSシュートも含め）を狙って行きます。特に最近は選手のシュート技術がかなり向上してきた事から、このタイミングでコーナーやトップから3PTSが有効になるのではないでしょうか。しかし、私の考えとしては、これも余り強引にシュートに持っていこうとすると、先ほどお話をした「ラン＆ガン」にもなりかねません。つぁ泙蝓▲棔璽襪諒飮?魎蔽韻房困Δ茲Δ覆海箸枠鬚院▲札奪肇侫Д鵐垢貌?襪燭瓩亮蠡海?塙佑┐討い泙后?棔璽襪諒飮?鮗困錣此⊂綉瞭阿妊好燹璽垢縫札奪肇侫Д鵐垢貌?譴董?領┐旅發ぅ侫Д鵐垢侏茲譴弌∩蠎蠅紡个垢訛領賄淵瀬瓠璽犬盥垢紡腓覆襪任靴腓Α?匹錣蠅笋垢▲櫂ぅ鵐箸魏鮴發靴討譴討い泙后?癸．粥璽哀

2010.01.14

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格上のチームに勝つために

格上のチームに勝つためにどうすればよいか？特に最近の車椅子バスケの場合、チェアスキルが未熟な場合は致命的となると言われている。なぜか？ディフェンスでフルコート、あるいはハーフコートでプレスされるからである。動けないとボールを運べない。したがって、チェアスキルを磨けということになるのだが、これが辛い！そう簡単には追い越せない。それではどうすればよいのか・・最近ピンと来たのが、ジョアンサルバンスさんというサッカーコーチが書いた新書『史上最強バルセロナ世界最高の育成メソッド』に書かれていた、「ボールは疲れない、ボールを走らせろ！」といったヨハンクライフ（オランダのサッカー選手で、バルセロナの監督としてもその名を轟かせた人）の言葉。これを車椅子バスケに当てはめて考えられないか？車椅子を走らせることで負けるなら、ボールを早く廻す、つまり、パスをポンポンと繋ぐということになる。ボールを動かすことが大事ということになる。より早く、より多く走れるチームが勝てるというのは何だかゴーグルはつまらないと感じてしまう。正しく質の良い判断で走ることができる事が大切なのではないか？まず、「攻守の切り替え、トランジションの判断を正しく早くおこなう」といことが必須となるはず。つまり、味方がシュートを打って、自分がセフティなのか、リバに飛び込むべきなのか？ロングリバに備えるべきなのか？それを判断して、相手より１歩早く動き、ポジションを取ること。これがディフェンストランジション。逆に敵が打った！Dリバを取れると判断して、ワンマン速攻に走る。サイドに開いて、アウトレットパスをもらう準備をする。逆サイドのポストマンはアタックをかける。相手のセンターをバックピックする。入れられたら、リバウンダーととインバウンダーでパンパンとツーメンでパスを繋ぎ、ボールをコートに入れる。これらを瞬時に判断し、相手より１歩早く動く。これらがオフェンストランジション。これで用意ドンと同時に動く、ワンプッシュ、ツープッシュの強さと速さに劣っていても、質の高い判断で格上チームに対抗できて、より良いポジションを取れるはず？！さて、問題はパスを繋ぐための正しいポジション取り。正しいトランジションの判断ができれば、相手にピックアップされること無く、自分がオフェンスの場合、自由に動ける状況になっているはずである。それでも強いチームは直ぐにそのチェアスキルの高さを武器にマッチアップしてくる。それを破るには、フリーのときの瞬間にトライアングルが出来ていることがミソだと思う。しかも、「段差」つまり位置取りがハーフやエンドラインに平行になっていないことも大事。縦と斜め前、斜め後ろのセフティにパスコースが同時に出来るような位置取りができれば必ずパスがつながるコースはできる。そして、すばやい遠くの位置を優先順位にしたパスの精度。相手にぴったり疲れていればスペースに走らせる。逆にマークマンが離れていれば直に胸の位置にパスをする。そのような判断力。逆にDの場合は、パスコースを読んでカットを狙いながら、相手とのチェアスキル能力を意識して、１車を基本に、それ以上離さざるを得ないことが格上のチーム相手のDの場合は多くなるだろう。とにかく、抜かれないポジションを取る。そのようにして、相手を少しでも遅らせる。そして、できれば、ディフェンストランジションの際、クラスでミスマッチが出来ないようマッチアップできればベストだろう。そのためには声を出し合うことが必要になる。格上のチームの戦術を徹底的にスカウトすることも忘れてはいけない。これはコーチの仕事。以上のことができれば、”ボールは疲れない、車椅子ではなく、ボールを走らせろ！”というクライフの言葉を車椅子バスケでも実践できるのではないか？格下だからこそ、よりゴールに近い位置でシュートをフリーで打ちたい。格上チームとはチェアスキルだけでなく、当然だが、シュートスキルや確率も落ちると考えた方がよいから、質の高い正しい判断を伴った走りでアウトナンバーを作り、ゴールしたの確率の高いシュートを狙うべき。ディフェンスもどうせやられるが、できるだけ時間を使わせる。相手のポイントゲッターに点を取らせない。しつこく粘り強く守る。最後に、忘れてはいけないこと。何よりも優るべきは・・・「チームワーク」なのだ。By　ゴーグル

2010.01.13

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選手権に向けて

対戦相手が岐阜シャインに決まりました。１．ミーティングでのメンバーの意思と目標の確認２．岐阜戦に向けての戦略：相手の長所を消し、自分達のペースで運ぶための戦術。2回戦に進んだ場合の同様の戦術。３．予選までのタイムライン４．練習のポイント以上をミーティングで確認しておきたいと思います。代表からの案内を待ちましょう！byゴーグル

2010.01.12

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自主性を！

昨日の練習参加は、富山WBCの中村さんとツインの北川さんを含めて7人。ということはJamaneyの面々は5人だった。チームは10月に昨年の予定のゲームを終え、なんとなく休養期という雰囲気になったような気もする。とくに、12月は社会人は年末で忙しくなり、お付き合いの飲み会等も増える時期。ゴーグルも実際、練習参加は週に1回も出れなかった。自然、練習は代表とキャプテンを中心としたメンバーに任せることになった。チェアスキルを中心に行ったと報告を受けてはいるが…一人ずつ、確認していくつもり。Jamaneyになってから、ゴーグルは指導方針を管理主義から自主性を重んじる方法に変えた。Jメンバーのチームワークを重んじ、健常も障害もなく、楽しさを忘れずにという考え方に共鳴したからである。自分たちで考え、迷い、時には反駁しあい、チームを磨き、自分たちのバスケを創り上げることこそが、チームの存続と発展に繋がると信じたからでもある。そして、今年度のチーム目標も高崎大会出場に絞り、ディフェンスを頑張り、速い展開から皆がシュートを積極的に狙っていくバスケをしようと決めた。新年というのは気持ちを引き締めるためには良い機会だと思う。今こそ、メンバーには真の意味の「自主性」を発揮してもらいたい。それはコーチが「こうしよう」とか「こうしなさい」とか言って、管理するのではなく、まずは、代表とキャプテンが先頭に立って皆を引っ張っていくということであり、今こそ、そのリーダーシップが必要なのではないか？目標の再確認とやる覚悟が決まってこそ、コーチの出番となる。そこからは任せてほしい！代表とキャップからのメッセージを12月中旬から待っているところなのだが…。ここがチームとしての踏ん張りどころだ。Jamaneyの「自主性」を信じている。Byゴーグル

2010.01.08

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初練習

今日は初練習！勇んで7時ちょっとすぎて到着。ん？休みだったかと思うぐらい人が少ない。結局1対1で練習でした。まあ、ここからのスタートも悪くないか・・。コーチが11月12月は仕事で指導できてなかったから、文句は言えない。仕切り直しです。By　ゴーグル

2010.01.05

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謹賀新年　コーチクリニック報告３　まとめ

新年あけましておめでとうございます！ゴーグルの住む金沢は大晦日から雪が断続的に降り続いて、北陸の正月らしい正月となっています。今年もゴーグルブログよろしくおねがいします。車椅子バスケのコーチングに関わる話題を提供していこうと思います。さて、コーチクリニック報告最終回。まとめです。日本代表の選考合宿を見ての感想は、繰り返しになりますが、岩佐コーチの目指すバスケが明確に示されていたこと。それはトランジションを早くして、FBからアーリーオフェンスで80点をとることを目指すバスケということでした。練習方法はランニングバスケのエッセンスが数多く取り入れられていました。それに対して、プレーヤーの観点から自分ならこうするという示唆をディスカッションの中で多くもらいました。それは、従来からいわれている「段ち」をつくることの重要性でした。所々でホイッスルを吹いて止めて確認するという練習が必要だろうという指摘も印象的でした。いずれにしろ、全く見たこともないという練習や考え方があるわけでなく、同じメニューでも指導の仕方、指導のポイントでどのようにでもなるし、コーチの戦略や戦術的哲学を如何に選手に理解してもらえるか？どのように伝えるか？そこにポイントがあるように感じました。地方のチームは代表や強豪チームのようにレベルの高い、経験のある選手が多く居るわけでなく、ましてや、そのメンタルやモチベーション、バスケをやる目的にも選手間で差があることが多く、強化することと育成することのバランスを常に取る必要があるので、そのまま、今回の練習を取り入れることには無理があります。練習メニューを必要に応じてアレンジし、考え方や指導の方法で取り入れるところは取り入れて、自分のコーチングスタイルの引き出しを増やすことこそが重要です。Jamaney石川今年も楽しさを忘れずに、目標に向けてハードに練習をしたいと思います。BYゴーグル

2010.01.01

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