勝つためには得点しなければならない
どんなバスケットをやりたい?という言葉を最近メンバーに投げかけている。チームの理念はノープロブレムで失敗を恐れずに挑戦しよう。バスケを楽しもうであり、皆の認識も高い。しかし、Jamaneyのバスケは全く確立されていない。相手に合わせてとか、その時々のメンバーで可能なバスケをやってきた。自分たちはこんなバスケのスタイルが特徴です!と言えるようになればしめたもの。というわけで、叩き台がないと議論が始まらないので、ゴーグルがまずはこんなバスケはどう?と問いかけることにする。まずはチームの特徴。チームを背負ってほしい若手2名はどちらもスピードはあるが高さはない。もちろん経験値も不足している。彼らを核にして長期的視野にたって考えてはどうか?「3年計画」と考えている。そこでタイトルの常套句の登場。勝つためには得点しなければならない。得点するためには攻撃しなければならない。攻撃するためにはボールが必要だ。というビエルサ、サッカー元チリ代表監督の有名な三段論法を参考にする。ボールをできるだけ長く保持できれば勝てるという事になる。バスケはサッカーより攻防の切り替えが早く、多くの得点が入る。守ることも必要になるわけだが、『攻めるように守る』これがミソではないかな?つまり、シュート打って入っても入らなくても相手に渡ったボールをすぐに取り返せるように高い位置からプレスしてパスミス、ドリブルミスを誘い(トラップをかけて)、すぐにマイボールにして、時間をかけずにスペースがあるうちに少人数で攻め切ってシュートまでいく。相手に得点された場合はバックピックからトレールを狙っていく。ワンマン速攻を仕掛ける、プレスされれば、相手の帰陣が遅ければランニングクロスでアウトナンバーする。言うは易し行うは難しだが、こんなバスケができれば楽に勝てるとおもう。アップテンポで魅せるバスケになる。そのためには切り替えを早くするための判断力とチェアスキル(バックピックをすり抜ける)と絶え間なくプレスし続けることができる体力が必須。というわけでこんなチームを目指そうと思ったら…ローポインターであろうが上肢障害あろうが、年齢がいっていようが、個人ができる最大限の努力でチェアスキルと体力をこのオフシーズンに伸ばさなければならない。もちろんこんなにうまくいくはずがない(笑)。ハーフコートの攻防も当然出てくる。ここで問題になるのがオフェンスだと思っている。得点しないと勝てない。得点率を上げるにはゴール下でフリーで打てれば一番良い。しかし高さがないとそれが難しい。これがジャンプできない車椅子バスケの辛さ。ハイポインターに長身選手が少ないチームの悲劇。パスをパンパンと廻してフリーならアウトサイドで射抜く。相手が守備陣を広げればカットインで攻める。そのためにはミドルシュートの確率をあげるために、シューティング、シューティング。1日最低300本かな?シューティング日を別に作るとか?スラダンのように合宿するとか・・。ボランティアを募集して球拾いのお手伝いが効率的に打つには必要。さらに長身選手のプレッシャーを掻い潜り正確で速いバス、短距離長距離共に状況に応じたパスができて、受け手とタイミングを合わせられるように、パッシングの能力をあげる練習がこれまた必須。まあ、どんなチームを目指そうとも、結局は皆が覚悟を決めて基礎練習からやるということになるかどうかかな。Byゴーグル