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ぐっち0104

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2006.10.08
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カテゴリ:現場から
私の下に寄せられるダイエットに関する相談の中で最も多い(といっても過言ではない)のが「食事制限をしないで体重・体脂肪率を減らしたい」というものである。

しかも「だからといってハードなトレーニングはしたくない・・・」という"おまけ"まで付いてくることが多い・・・

いずれにしても「(好きなものを)食べながら痩せる・・・」ことは多くの人が希望するダイエットの姿であるということなのだろう。

最近では、日本においてもサプリメントが普及し始め、多くの人がサプリメントを常用する時代になっているが、いわゆる「ダイエット関連サプリメント」の中には、そのサプリメントを摂取するだけで痩せるような印象を与えるものも少なくない。

このようなサプリメントの謳い文句は「脂肪燃焼を促しネルギー消費を増やす・・・」といったものが大半であるが、いわゆる「食べるだけで脂肪燃焼を促しエネルギー消費が増加する」とされる食品あるいはサプリメントには、本当にそのような効果があるのか?を検証してみたい。

まず、「食べるだけでエネルギー消費が増加する」ということは全く嘘ではなく、どのような食べ物であれ食事をするだけでエネルギー消費は増加する。

誰もが食後に身体が熱くなることを経験したことがあると思うが、これはいわゆる「食事誘発性熱産生(DIT)」と呼ばれる重要なエネルギー消費なのである。

この食事誘発性熱産生のメカニズムは味覚刺激が中枢にインプットされ交感神経の発動を引き起こし体内のエネルギー消費を促すためであると考えられているが、この知見に基づくならば味覚刺激の強い食品を摂取すれば、それだけ交感神経活動が活発になり多くのエネルギー消費を促すことが可能になると考えることが出来る。

一般的に味覚刺激が強いとされる香辛料にはDITを高める効果があるとされているが、先行研究によると「ショウガ」に含まれる「ジンゲロン」には摂取後の酸素摂取量の増加と呼吸商の低下がみられることが明らかにされている。

すなわち、ショウガを摂取するとエネルギー消費が増加し脂質代謝も亢進されるということになる訳だ。

そして、ジンゲロンと構造類似性持つとされる「ラズベリーケトン」にも同様の効果があることが明らかにされている。

ラズベリーケトンとは、ラズベリーに含まれる香気成分であり、様々な加工食品にも添加されている成分であるが、ラズベリーにもショウガと同様にエネルギー消費促進効果があるということになる。

ジンゲロンとラズベリーケトンがエネルギー消費を増加させる機序は未だ明らかにされていない部分が多いのだが、ジンゲロンとラズベリーケトンに特異的な受容体が存在し、その受容体からの情報が中枢神経系を経て交換神経活動を高めエネルギー消費を促すのではないかと考えられている。

いずれにしてもジンゲロンとラズベリーケトンのエネルギー消費促進効果は味覚刺激によるものであるといえる訳だが、食品成分の中には味覚刺激とは関係なくエネルギー消費を増加させるものが存在することが明らかにされている。

その一つが「L-カルニチン」である。

「L-カルニチン」はダイエット関連サプリメントとして認知度が高まりつつあるが、L-カルニチンは骨格筋や心筋に存在する生理活性因子でありミトコンドリアが脂肪酸を取り込む際に必要とされる成分である。

このL-カルニチンは慢性摂取(慢性投与)によって(安静時)エネルギー消費を増加させ内臓脂肪の蓄積を抑制・改善することが明らかにされているが、ジンゲロンやラズベリーケトンが急性的摂取によってエネルギー消費促進効果が得られるのに対してL-カルニチンのエネルギー消費促進効果は慢性的摂取によるものとなる。

つまり、L-カルニチンは長期的に摂取しなければその効果が得られないという訳だ。

これらのことからショウガやラズベリー等、エネルギー消費を促す食品は存在し、その効果は科学的検証されていることは事実であるが、それらの食品摂取がどのような人にも劇的なダイエット効果をもたらすことではないといえよう。

従って、これらの食品摂取を補助的に活用しながら運動をも含めた適切なダイエットを行うことが重要であるといえる。


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Last updated  2006.10.08 09:42:47
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