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カテゴリ:オフィスから
人間の身体は「十人十色」の言葉の通り人それぞれであり、人間には向き不向きのスポーツ・運動があるといっても過言ではない。
厳密にいえば、解剖学的に、あるいは、生理学的にみた場合に向き不向きのスポーツや運動があるということになる。 例えば・・・ 身長が低い人にとってバレーボールやバスケットボールといった身長の高さがパフォーマンスの優劣を決定する要因の一つであるスポーツは不向きであると考えることが出来よう。 そして、腱の付着部位が関節から遠い人ほど遅い動作による筋力発揮に優れる一方で、速い動作による筋力発揮は不向きとされている。 また、速筋線維を多く有する人にとってマラソン競技のような持久性スポーツは不向きであると考えることが出来る。 しかしながら、このような解剖学的特性、生理学的特性から不向きとされるスポーツで優秀な成績を収めるアスリートが存在する(身長が低くても優秀なNBAプレーヤーは古くから存在し、また、比較的速筋線維を多く有する世界的なマラソンランナーもかつて存在した。)ことは事実であり、そのような事実によって人間の身体の可塑性を改めて認識することが出来るといえる。 そして勿論、トレーニングを実施する場合には、このような特性に応じてトレーニングをアレンジすることが重要な要素となり、これはアスリートのみならず一般の方がトレーニングをする場合にも当てはまる。 いずれにしても、解剖学的、生理学的特性が運動能力・スポーツパフォーマンスの優劣を決定することになるが、それは先天的に決定されている訳ではなく後天的に充分獲得できるものであるということが出来る。 さて、前置きが少し長くなったが解剖学的特性とスポーツパフォーマンスの関係に関する新しいトピックを一つ・・・ この程「手の薬指の長さが人差し指よりも長い女性はある運動能力に優れている」可能性が示唆された。 Tim Spector(英ロンドン大学キングズ・カレッジ)が、関節炎の遺伝的影響に関する研究のために蓄積していた双子の被検者の指のX線画像を利用して指の長さとスポーツパフォーマンスの関係について検証したところ、特にランニング、サッカーおよびテニスで、薬指の長さが長い女性ほど高い実績を収めていることが明らかになったという。 そして、指の長さは遺伝的影響を受け先天的に決定されていることも示唆され、これまでの知見とは異なる可能性が示された。 この結果は、現時点では未だ仮説の域を出ないといっても過言ではないが、今後のスポーツタレント発掘に大きな影響を及ぼす可能性があるかもしれない。 しかしながら、上述の通り、運動能力・スポーツパフォーマンスに後天的要素(トレーニング、食習慣等)が及ぼす影響は大きく、これらを決して軽んじてはならないが・・・ >>>>>本日のステイタス カラダ:■■□□□(40%) アタマ:■■■□□(60%) ココロ:■■■□□(60%) >>>>>本日の一言 今日は台風一過?・・・ スポーツブログに参加中!・・・よろしければ→ ●好評!?連載中「コーチングダイアリー」をまとめ読み! 【コーチングダイアリー@メールマガジン】 ●きっとあなたに最適なダイエット方法が見つかる!? 【リアル☆ダイエット@メルマガ】 >>>>>LINE UP □■パーソナルトレーニング □■ストレングス&コンディショニング □■総合スポーツ情報サイト「athlete-web.com」 □■パーソナルトレーナーNOGUCHI'S Eye □■生活体力向上塾 □■リアル☆ダイエット □■エリア・トライアスロン □■エンデュランススポーツクラブClub-e □■スポーツリーダーズネット お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.07 10:18:06
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