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カテゴリ:現場から
![]() 目的は、当然のことながら、実業団陸上部(長距離)のトレーニングサポート。 昨年からスタートしたトレーニングサポートも今年で2年目となる訳だが、今年は陸上競技界のビックイベントの一つである世界陸上が開催される重要な年であり、当方もある意味、独特の緊張感を感じている・・・ いずれにしても、昨年1年間の取り組みが無駄にならぬよう、当方も心してトレーニングサポート活動を続けていければと考えている。 さて、出張1日目となる14日の午前中は、トラック練習に立ち合わせて頂き、選手のランニングフォームを簡単にチェックさせて頂いたのだが・・・ 昨年1年間のストレングストレーニング(筋力トレーニング)によって、選手の下半身が見違えるほど逞しくなったことを改めて実感した。 が、それと同時に数名の選手については、向上した下半身のパワーを上半身(というよりは体幹部というべきかもしれない)が受け止め切れず前方への推進力に転換出来ていないように見受けられ、体幹部の更なる強化の必要性を再認識した。 簡単にいえば、F1マシン(フォーミュラーカー)におけるダウンホース不足とでもいうべきだろうか・・・ フォーミュラーカーは、非常にパワーの優れたエンジンを搭載する一方で、車体を軽量化しているが故にエンジンのパワー出力が高くなればなるほど車体がめくれ上がるように浮き上がる現象が生じる。 当然のことながらマシンが浮き上がれば前方への推進力が損なわれ、マシンのスピードが上がらない。 これを解消するのが空気抵抗によるダウンホースという訳だが、ランニング動作におけるダウンホースに相当するのが体幹部の筋力、安定性ではないかと私は考えている。 すなわち、ランニングスピードが高まれば高まる程、体幹部の強い筋力が必要となる訳だが長距離競技においてはランニングスピードが上がるといっても、そのスピードは短距離選手の比ではないことから、立位片脚による体幹部の強化だけで充分対応出来ると考えていた私にとって、この事実は想定外の嬉しい事実であった。 いい換えれば、それだけ選手の下半身の筋出力が高まってきているという訳である。 ということで、今年のトレーニングプログラムの中には体幹部の強化を目的とするトレーニングを幾つか組み込むことにしたのだが・・・ その効果がどのように現れるか、まずは3ヶ月後が楽しみである。 >>>>>本日のステイタス カラダ:■■■□□(60%) アタマ:■■■□□(60%) ココロ:■■■□□(60%) >>>>>本日の一言 宮崎出張は・・・ スポーツブログに参加中!・・・よろしければ→ ![]() ●好評!?連載中「コーチングダイアリー」をまとめ読み! 【コーチングダイアリー@メールマガジン】 ●きっとあなたに最適なダイエット方法が見つかる!? 【リアル☆ダイエット@メルマガ】 >>>>>LINE UP □■パーソナルトレーニング □■ストレングス&コンディショニング □■TOTAL-Conditioning Lab.ニュース □■総合スポーツ情報サイト「athlete-web.com」 □■パーソナルトレーナーNOGUCHI'S Eye □■生活体力向上塾 □■リアル☆ダイエット □■エリア・トライアスロン □■エンデュランススポーツクラブClub-e □■スポーツリーダーズネット お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.17 00:38:15
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