|
カテゴリ:カテゴリ未分類
あるある事例 詳細レポート ピアノの先生の伝え方トレーニングでは、指導歴8年、生徒数30名のゆうこ先生の教室のいろんな生徒さん、保護者へのアプローチを3つの選択肢で考えていただきました。 読んでみて、もっと詳しく聞いてみたいという事例はどれでしたか? キャンペーンより、読者の方の聞きたい事例NO.1が 【やりたがるけど、行動が伴わない】ミッちゃんの事例でした。 ミッちゃんの特徴は、本の中で、 明るい、目立ちたがりや、ムードメーカー、人気者、友達が多い、おしゃべり、楽しい話が好き、調子に波がある、返事が調子がいい、気軽さがある、周りを振り回す。としています。 これは、まさにコーチングでいうところのプロモーターの特徴なのです。 コーチングでは、コミュニケーションの傾向を4つに分類し、より効果的なアプローチを提案しています。すべてが、当てはまるというものではなく、一般的にということですが、ぜひアプローチの参考にしてみてください。 ミッちゃんのようなプロモーターには、なぜこのような傾向がみられるのでしょう? それは、 プロモーターが、相手への影響力を大事にしているからなのです。 大げさに言ったり、相手が喜ぶように返事したり、立ち回ったりします。ほとんど無意識で行われていることも多いのです。 切り替えが早く、変化に富んだことが好きという特徴があります。 表情や、気分がすぐに変わる。考えていることも、言っていることも、どんどん変わる。本人は、その変化を楽しんでいるのかもしれません。 コツコツ行動するのは、どちらかというと苦手なタイプです。 どのタイプにも得意なところと苦手なところがあります。 行動パターンでいえば、 ◆ 短所は、コツコツ行動するのが苦手。 ◆ 長所は、いよいよとなったら、頑張れる。目標が近づくと頑張れる。短期集中型です。 このことを、アプローチする側は意識しておくとよいでしょう。 短距離ランナーに向いている選手を、長距離走させるわけです。いきなりは、きついですよね。徐々に慣らしていく。うまくいかなくてもいいから、そういう経験を多くさせるなど、よいかもしれません。 集中して一気に乗り切るのが、得意なプロモーター。アプローチする側のコミュニケーションの取り方でも、変わってきます。 もしもあなたが、コントローラーだったら。 コントローラー・・・リーダーシップがあり、決断力のあるタイプ。説得力のある自信の持った伝え方ができる。 ●うまくいくアプローチ あなたはシンプルに的を絞って、はっきりと伝えることができるタイプです。はっとさせられたりするかもしれません。また、説得力のあるいい方ができるので、心をひらいているときは、要求を聞いてもらいやすくなります。 ◆うまくいかない多くの事例 プロモーターの子は打たれ弱いです。ちょっとしたマイナスアプローチでも、モチベーションを下げたりします。コントローラーは、もともと打たれ強いので、このぐらいのこと言われてもなんともないと、同じアプローチをすると失敗することがあるようです。また、褒められてもあんまり嬉しくないコントローラーは、どうしてもほめ下手です。語彙や抑揚に乏しかったり、タイミングを外したり。なんでもいいので、大げさに頻度よくほめてもらいたいプロモーター。この辺も一度チェックしてみてください。 もしもあなたが、サポーターだったら。 サポーター・・・人との関係を大事にし、共感力に優れたタイプ。寄り添うのが得意 ●うまくいくアプローチ あなたは、ピタッと寄り添うことがうまいです。初めにガッと頑張って、途中中だるみしてしまうプロモーター。励ましのうまいサポーターは、こういう時に励ましてあげてください。気持ちに寄り添うのも効果があるでしょう。ただ気分にむらがある(切り替えの早い)プロモーターに翻弄されないように。これは、彼らの特徴です。 ◆うまくいかない多くの事例 自由でありたい、干渉されるのがきらいなプロモ―ターの子。世話焼きが、あまり度が過ぎると嫌がられます。適度に自由にさせてまかせてあげるのも、本来の良さが出るようです。また、励まされるより、褒められたいプロモーター。ちょっと物足りなさを感じていないか、チェックしてみてください。 もしもあなたが、同じプロモーターだったら。 ご自身の体験がすぐに使えます ●うまくいくアプローチ あなたの成功体験と失敗体験を話すことではないでしょうか?これらはリソースといって、大事な資源です。どうやったらコツコツ行動できるか? ◆うまくいかない多くの事例 資源を使えていないか、アプローチ側にも経験値が足りないなどかもしれません。ご自身の自己成長も踏まえて、一緒に歩んでみたらいかがでしょう? もしもあなたが、アナライザーだったら。 アナライザー・・・あなたはコツコツ行動でき、観察力、分析力に富んでいます。 ●うまくいくアプローチ あなたとプロモーターは真逆にいるので、プロモーターに足りない視点を提供してあげてください。計画を立てること。具体的にしていくこと。時系列的に並べること。プロモーターのお子さんを持ちのアナライザーのお母さんがうまくアプローチしている事例は多いです。 ◆うまくいかない多くの事例 真逆なのでお互いギャップに翻弄されてしまうかもしれません。 プロモーター、何でもいいから誉めてほしい アナライザー、褒めてほしいポイントがあり、何でもいいわけではない プロモーター、同時進行で手広くやりたい アナライザー、手を広げず、一個一個終わらせてから次をしたい プロモーター、ノリが大事 アナライザー、ノリでは動けない など。このギャップを以下に埋めるか?つきあか?大事なようです 1を選んだあなた。コントローラーの傾向があるか、もともとご自身がその様なレッスンを体験されたか?無意識でこのアプローチをしてしまう方、一度自己観察してみてください。意識して使う分にはよいかと思います 2を選んだあなた。サポーター、アナライザーお傾向がありますか? 寄り添ったり、客観的に観察したりですね。 3は、特にプロモーターの先生は、乗せるのがうまいのでこういうアプローチとれます。 「先生、はじめの日は練習できたんだけど、ごめんなさい。」 ◆これに対して、ゆう子先生は、 「そっかぁ、一日目は約束通り練習できたんだ。すごい。すごい。 ◆と、できたことを承認しています。できたことを探し出してほめてあげる・些細なことでも。 「そうよ、そうよ。この調子!今週はどうする?」 ◆たとえ、達成できなくても本人の口から目標を引き出すのはよいですね。 「今度こそ、毎日10回練習してくる!!」 ◆数値化されていていいです。プロモーターの子はおおざっぱな設定をしがちなので。 「おっ!いいねぇ。楽しみにしているね。・・・」 ◆この楽しみにしているね。はいいです。人に影響を与えたいプローモーターには、こういう言葉がけ頻繁に出しましょう。 「練習がうまくいくよう、何か良いアイディアるかな?」 ◆アイデアといったらプロモーターです。笑 アイデアを考えること自体好きなので、ぜひ楽しませながら、行ってください。 特に 「それ、面白いねぇ。」 なんていうリアクションも、好きです。 コラム ■ちなみに保科もプロモーターが強いです。いいぞってところは、スタートダッシュ。かなりのスピードで上昇できます。その時どれだけ、距離を稼ぐか?かと思います。 中だるみしてもいいくらい上昇しておきます。大事なのは、ほかにエネルギーが分散しないように整理してから、上昇するというのを心掛けています。 あれもこれも目が移りがちなプロモーター。ちょっと整理してあげるといいかもしれません。また、その時こそ、承認ポイント!自分でも頑張っている自覚ありありなので、ここで承認があるのとないのとでは、雲泥の差。なかったら意気消沈しちゃうかも! 中だるみ期ですが、本当につらいです。もともと単調な仕事に向いていないと思います。 ◆本の出版の苦労話 執筆、初めのスタートダッシュは、自分でも気分いいくらい快適でした。あまりしたことのない作業。すべてが目新しく新鮮。こういうものに、プロモーターは惹かれます。全体像を構築するまでは苦しいし、これまでの生活の中から執筆時間を捻出するのも、骨が折れる。でも、適応能力に長けているプロモーターは、どんどんそれに適応していってしまうんです。いつのまにか、全体像が構築され、生活リズムも作れました。 さあ、実はこれからが本当の苦労のはじまり。プロモーターがおそれるのはマンネリです。毎日コツコツ書いていくという時期になって、パタッとモチベーションが上がらなくなってしまいました。むむむ、これは困ったぞ。 こういう時は、変化を求める旅に!爆 午前中にスタバに行ったり、デニーズに行ったりと。場所を変え、注文メニューを変え、気分を変えながら作業をしたのです。 いよいよ、ゴールが見えたときは、持ち前の集中力が、発揮できます。ここも一気に上昇。かなり速いスピードで出版にこぎつけたらしいのです。 どうです?何かヒントになったでしょうか? ここまでお読みいただい、ありがとうございました。 このほかの事例についても、セミナーなどでお伝えしていきたいと思います。 ありがとうございました。 保科陽子 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 12, 2014 02:50:39 AM
|