coastal living

つまずいて立ち上がって、つまずいて立ち上がって…、強くなっていく訳で。

つまずいて立ち上がって来てはみたけれど、つまずいて立ち上がる事がままならぬ時もあるわいな。

つまずいたついでに過去を振り返ってみると、もっと立ち上がれなかったりしちゃったりナンかしちゃったりしてのぉ～。
とほほ…。

だからして、過去は振り返らぬ方が得策でござる。
後悔先に立たず…。
うほほ…。




『生きるコトって、ツライのぅ…。』などと本気で思い、ワガママで生意気なお子様じゃった、我輩。
そして、オトナだらけの環境で育ったせいか、愚痴るオトナの話を聞き、
『そんなにイヤなコトだらけならば、ナンでおヌシは生きてるのんかぁ～??????』っつうくらい、オトナにたてついておった、可愛げのない我輩…じゃったわ～い。

サラリーウーマンじゃった当時、公私共にどうしようもなく落ち込んでしもうた時に、新入社員であった後輩でもある彼女に、慰められたコトがござる、我輩。
『何かがないから悲しいのではなくて、何かがこうあればいいと思うから悲しくなる』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。』
がび～ん…。

相当こたえた、我輩…。
オトナになり仕事や自身の生活は上手くいっても、、家庭環境や身内の問題においては、子供の頃から上手く運ばない宿命の我輩。運命は頑張って変えられても、宿命みたいなモンは変えられぬ…と考える我輩。
そんな我輩も、打つ手なし…。
とほほ…。

しかも、その彼女ときたら、うるうると涙を浮かべながら我輩を見つめて、レポート用紙の切れ端にそのフレーズを書いて、デスク越しに渡してきた。ジャニス・ジョプリンの歌詞の一部じゃと言っておった。リアルタイムのジャニス・ジョプリンなんぞ、我輩も知らぬ存ぜぬなのに…。

楽しくなければ人生ぢゃな～い。
楽しくなければ仕事ぢゃな～い。
つまずくと、2人でこの言葉を交わしておったわ～い。

…そんなコトもござったわいなぁ。
今でも彼女がそっと書いてくれた『切れ端』を、大事にとっておるわい。
世知辛いこの世の中で、ワガママ放題の我輩を心から心配してくれた、かわいい人…で、ござる。彼女に仕事を仕込みつつも、ホントは我輩が助けられておったワケじゃな。
あらら…。

30歳を過ぎて、形になってきた『心持ち』がござる。
『つまずき』なんて、朝飯前ッ…くらいのモンでござる。
『てやんでぇ～!!べらんめぇ～!!スットコどっこいッ!!おととい来やがれぃ～ッ!!』…ってなモンじゃな。

人って結局のトコロ、どんなに頑張ったとていつかは死ぬワケじゃからして、自分自身が納得しておる好きな形の人生を、死んじゃうその日まで生ききるべきでござるわい。
静かに自分自身の意志を貫き通してもエエのじゃ。

静かに…で、ござる。
うふふ…。