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前々回の教室で生徒さん達と作った、珪藻土の鉢が焼きあがってきたので(画像:左上)・・・ 珪藻土の水はけや、通気性の性質を生かして、 高山植物の「レウイシア」や乾燥を好む植物などを寄せ植えしました。 鉢は各々、個性的で、型にこだわって作ったので、出来上がりがとても楽しみでした~。 ほとんどの方が初めての鉢作りでしたが、鉢上部をフリル状にしたり、縄状にしたり、 側面に模様をつけたり、持ち手をつけたりと、皆、個性的な工夫が見られました。 粘土を形作るのは、各々ですが、焼きは陶芸家の方に協力をいただきました。 陶芸家のNさん、お世話になりました。 「鉢作り~ 自然乾燥 ~ 焼き ~ 上薬 ~ 焼き」 の1ヶ月の工程を経ての出来上がりです。 焼きに出している先が、能登半島の方だったので、途中大きな地震もあり、 今回の作品は壊れているかなと・・あきらめていたのですが、 何と1つも壊れずに戻ってきました。世界に1つだけのオリジナルの鉢なので大切にしたいです。 高山植物「レウイシア」・・・数年前までは、通販でしか扱っていなくて、かなりレアで高価な植物でしたが、 最近では、市場でも手に入るようになりました。昔からけっこうファンなのです♪ 多肉植物のような、乾燥に耐える肉厚のロゼット状の葉とは対照的に、 透明感、光沢のある可憐なお花です。葉と花の対比が魅力的です~。オレンジ、ピンク、白などがあります。 ロッキー山脈の高山の砂礫地に自生するこの植物、その環境と同じように、 水はけをよくするために、多肉植物用の土などをブレンドして植えています。 植物を植える時は、その植物が本当はどんな所に育っているのかを思い、 より近い環境を作るため、土質なども考えて、育ててあげたいと思っています。 ●「レウイシア・コチレドン」 について調べてみました。 学名: Lewisia cotyledon スベリヒユ科レウイシア属 多年草 別名 岩花火 原産地 北アメリカの西部、カナダのブリティッシュコロンビア州~アメリカのカリフォルニア州 ロッキー山脈沿いに19種が分布する多年性の植物です。砂漠のような砂礫地に自生しています。水やりの際、葉や花に水がかかると株が腐ることがあるので注意します。 多湿をいやがるので、鉢植えで軒下などに置いて育てるのがよいです。夏の高温多湿をいやがるので6~9月にかけては風通しの良い明るい日陰に置いて涼しくします。多湿にすると株が腐りやすいので気をつけます。 冬は乾いた寒風に弱いので、風の当たらないベランダや室内の日当たりの良い場所に移動させます。 ■注意:上記の生育は、私の住む北陸を基準に書いていますので、各地の環境に合わせて調整下さいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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