461401 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

CocomWork's

CocomWork's

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

ここむ123

ここむ123

Archives

2024/06
2024/05
2024/04
2024/03
2024/02
2024/01
2023/12
2023/11
2023/10
2023/09

Freepage List

Calendar

2007/10/08
XML
カテゴリ:たまにはマジメに

今回の日本遠征で、1冊の本を買ってきました。


技術者のための中国語.JPG



仕事柄、とにかく出張が多いここむ。


ぺーぺーですから毎回通訳を連れて行けるわけもなく、

単独でローカル企業に行くことも多いわけです。


こうなると、俄然困っちゃうのが会話なんですね。



これは別に僕らの業界に限らないと思うんですけど、

仕事でしか使わない「業界用語」みたいなの多いんです。



中国に来てまもなく丸3年になるわけですが、

日常会話レベルなら困らない中国語力はついたと思います。




たとえば食事に行って好きなものを注文して食べるとか、

タクシーに乗って行き先を指示したりとか、

買い物で値引き交渉をしたりとか、

電話でレストランやホテルを予約したりとか。



そういうのは、比較的早い段階でマスターしたんです。





でもね、やっぱ仕事では喋れないんですよ、いろんな意味で。



とにかく、間違いがあってはいけないわけです。

特に数字関係ですけど、ひとケタ間違えただけでえらいことになる。


さらに、さっき言った業界用語ですけど、

これなんか完全にお手上げです。


なんせ辞書ひいたって載ってないんですからね。



となると、やはり僕レベルの中国語では、ちょっと無理なんです。





もうすぐ中国生活も3年。

ちょっとまじめに、あらためて中国語の勉強をしようと。

特に仕事で使える中国語を身につけたいなと思いまして。




それで買ったのが、冒頭で紹介した「技術者のための中国語」です。


お値段1700円と、僕の月収の半分に相当する超高額商品(嘘)





そもそも、日常会話は早めに習得した僕が、なぜその先ちーとも

語学力が上がっていないかという問題があるわけですよ。



これはもう保田圭がモーニング娘にいたのと同じぐらい

理由が分からないわけです。





でも、たぶん日常会話って、文字通り普通に生活してるだけで

ある程度までは話せるようになると思うんですね。


だってほら、ほっといても反復練習してるようなもんですから。


それに、相手だって所詮雑談の類ですから、そう真剣に聞いてないですよね。

だから、こっちが言ってることの半分も理解すれば、

ああこいつが言いたいのはこれかな?って察してくれる。


そうなるとまあ、通じてるんだか通じてる気になってんだか

僕には分かりませんけど、とにかく重要度が低いですよね。



ところが、仕事で使う中国語っていうのはお互いにビジネスですから、

かなり気合が入ってるわけです。


相手だって少しでもおかしい部分があればつっ込んでくるし、

僕だって適当なことは言えませんからね。




こうなると、やはり正確な言い回しや、正確な単語を使わなきゃいけない。


これもまた、ビジネス中国語の難しさなのかもしれません。




ともかく、この本をしっかり読んでだな。

付属のCDも聞いてだな。


単語カードの1冊もこしらえて、しばらく頑張ってみるつもりですよ。





日本企業の駐在さんは、きっとみんな思ってるとおもうんだけど、

僕らってウッカリすると忘れられた存在になりかねないんですね。


一見のんきそうな駐在生活ですけど、ほぼ全員がいつかは帰るんですよ。




日本に、ね。






そのとき、自分の居場所ってものすごく不安。



人事が用意してくれるなんて、そんな親切な会社は別としてね。

でもそういうケースでも、人事が用意してくれたポストが、

必ずしも本人の希望に即したものではないでしょうしね。




要するに、自分の居場所は自分で作るしかないんです。

少なくとも、うちの会社は人事もあまり頼りになりませんし、

まさしく帰任に備えて自分の所属部署を考えておかなきゃいけない。


僕の任期は3年ですから、まもなくそれが終了します。

既に任期延長が決まっているとはいえ、

帰任時の居場所についての不安が消えたわけではないんです。



誰だって、自分が希望する部署に行きたいですよね。

しかしそううまくいくものかどうか。。。






ちなみに僕は赴任当初から、帰任時の身の振り方を考えています。



そう書くと、おお、ここむまじめじゃんとか思うかもしれないけど、

実際いまの世の中で来年自分の置かれている環境を完璧に予測する

なんてことは不可能に近いですよね。



だから、考えているとはいえ、状況の変化に合わせて

少しずつ自分の思い描く将来像を修正していかなきゃいけない。




実際問題、僕が帰ることになったとき、その処遇に関与してくる

要因ってなんだろうと考えてみました。





何といっても大きいのは、人事権を持っている部長クラスの意見。


うん、これは大事ですよね。


そういうチカラのある偉い人に引っ張ってもらうのがもっとも確実です。






じゃあ次に、偉い人に引っ張ってもらうにはどうしたらいいか?



え?接待?



ばか言ってんじゃないよまったく。


バブル期ならともかく、いまの世の中接待なんかじゃ意味がない。




正解は、



自分に付加価値をつける。

それも、会社や組織にメリットを感じさせる付加価値を、です。


これしかありません。






中国に住む僕らは、技術の面では日本から遅れていくのは宿命です。



だから、技術は付加価値になり得ないんですね、残念ながら。






であれば、僕の場合もう中国語しかないですよ。

ビジネスに耐える中国語力。


これを僕の付加価値にしたいと思っています。




いや、もちろんすげえ難しいんですけどね。

それに、中国の時代があと何年続くのか?とかいう疑問もありますよ。

もしかしたら、インドを見据えてヒンズー語でも始めたほうがいいのかも?






・・・いやいや、迷うな俺。


がんばります。



ここむ







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007/10/08 02:36:51 PM
コメント(4) | コメントを書く
[たまにはマジメに] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.