気密について
西条市で新築中のH様邸外部透湿防水シート貼りを終え、とりあえず風雨から建物を保護することが出来ました。シートの淀みや垂れもなく、綺麗に貼れているのを見ると、職人さんの几帳面さが判ります。私も何度か貼った事ありますが、ところどころヨレヨレになったりで意外に難しかったのを記憶しています。なんでもコツと経験値が必要ですね!建物内部では来週のシステムバス組立を控え、バスの床下空間を密閉するために基礎断熱を施工しました。床下は全周換気システムを採用しているため、外気と床下の空気が常に入れ替わることで湿気の貯留を予防しておりますが、逆に床下から建物内部床や壁の隙間から冷たい空気が部屋内・壁内へ入り込む危険性も大いにあるので、写真にあるような断熱化処理や壁内上下の気流止めなどの措置をきちんと施す必要があります。仮に壁内に冷たい空気が入り込んでしまうと、暖かい部屋内空気と壁内冷気との境で急激な温度差ができ、結露してしまいますので大変危険です。また、コンセントやスイッチボックス等、部屋内で穴が開いている所からは冷気が常に部屋内へ侵入してしまいますので、冬場は特に不快な状態となります。もしかしたら、今お住まいの家でどこからかわからんけど、冷たい風が入って来よるんよ~っていう体験をされている方がいらしたら、まずはコンセントやスイッチボックスにティッシュペーパーを近づけて確かめてみてくださいね!その後どうするかは・・・ご相談下さい。よい解決方法がありますよ~^^