出稼ぎ外国人に利用される“独身男”
厚生労働省の統計によると、2008年中の国内での国際結婚は約3万7千件で、離婚は約1万9千件という。私の知人A氏はこの統計のどちら(結婚・離婚)の数字にもカウントされている。彼は、ロシア国極東地域から短期ビザで日本へ出稼ぎに来たロシア人女性と、店の中だけのごく短い付き合いだけで結婚した。結婚後二月くらいは同居生活をしていたようなのだが、その後彼女はロシアへ一時帰国(本当かどうかわからない)しそのまま彼の元へは帰らなかった。その後、彼と彼女との間にあった詳しいいきさつは聞いてないが、結局二人は離婚した。婚姻期間はわずか半年足らずであった。私も含め周りの者は、「彼女は在留資格の取得だけが目的で、騙されているからやめろ」と事前に散々警告したが、彼はまったく聞く耳を持たなかった。国内で独身男性が増え、安易に夜店の外国人女と結婚しようとする男が後を絶たない。こういう男は物事の真実が見えない節穴の目しかもたないから、所詮日本人女性とも結婚できるはずがないのだ。国際結婚残酷物語