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真実一路

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2024.04.23
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テーマ:選挙!
カテゴリ:映画
衆議院の補欠選挙が全国3か所で行われている。東京15区、島根1区、長崎3区で、4月28日(日)に投開票が行われる。なかで東京15区(江東区)は自民党の議員が2代続けて汚職事件で退場した問題の選挙区だ。ここには9人が立候補し激戦が繰り広げられており、某新興政治団体による過激な選挙妨害が連日ネットで話題になっている。関連で、少し前に観た『ブレグジット EU離脱』(2019、英)というテレビ映画を思い出したので紹介したい。

2016年に行なわれたイギリスのEU離脱(ブレグジット)の是非を問う歴史的な国民投票の内幕、とくに離脱派運動団体を指揮したドミニク・カミングスの国民投票攻略法について描いたものだ。
政治家やその秘書が選挙に強いとはかぎらない。新人ならまったくのどシロウトだし、ベテラン議員でも選挙は苦手という人が少なくない。そういう人、とくに落選が続いた人などは選挙の攻略法に長けている職人、いわば“当選請負人”のようなその筋のプロを雇うのだ。有権者にはあまり知られていないが、結果を出すために激戦のなかで黒子役に徹する特殊な才覚者が現実にいる。ドミニクもそういった“余人をもって代えがたい”人物だ。

だが、ここでクローズアップされているのは彼のそうした才能よりも、むしろ彼が目的達成のために用いた最先端の情報操作技術だ。ドミニクは情報技術の専門家を使って有権者の心理を深く詳細に分析し、これまで投票に行かなかった層も新たに掘り起こして、それを離脱支持の投票行動へと結びつけた。これは政治活動に限ったことではない。ビッグデータ活用による企業の商業戦略などが広く進行しており、情報による大衆心理の操作はあたり前のことになりつつある。
ドキュメンタリータッチの解説的作品だから話のおもしろさはないが、政治や社会問題に関心の高い人なら見ておいて損はないはず。

翻って日本の選挙はといえば、“溝板(どぶいた)”という言葉が死語になっていないとおり、いまだ地縁、血縁、義理人情による集票システムが強いようだ。
今補選での注目は東京15区。ここは日本保守党の国政選挙初挑戦の場。同党の飯山あかり候補になんとか勝利してほしい。天にある安倍総理の恵みが日本保守党と飯山あかり候補に注がれることを願う。





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Last updated  2024.04.23 18:19:02
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