読み終えた本 館シリーズ3冊
読み終えた本が3冊 この3冊も初めて読んだ本でした。1冊目は、「館シリーズ」の第八作目の「びっくり館の殺人」コンセプトは「かつて子どもだったあなたと少年少女のための物語」となっていました。小学6年の「永沢三知也」が主人公で、三知也の一人称で話が進みます。ミステリーと言うよりホラー要素が強く、子供向けと言うことなのか、ページ数も他のシリーズから比べると少なく、特に「暗黒館」のページ数との差が驚きでした。主人公は子供の頃に、鹿谷門実こと島田潔と出会っているのですが、その時の会話の内容が、今まで読んでいた鹿谷門実の人物像とは少し雰囲気が違うような気がしました。二冊目と三冊目は、 館シリーズ第九作目の「奇面館の殺人」 上・下舞台となるのは、吹雪で孤立した館「奇面館」。招待された六人の客は、館の主人からそれぞれ違った仮面を被らされます。そしてバラバラ殺人事件が発生し……「名探偵:鹿谷門実」が、謎を解いていくこれぞ「推理小説」という印象の小説でした。残るは、2022年10月にタイトルのみ発表された『双子館の殺人』、最終巻と言われているこの十冊目は、まだ発売されていません。発売が楽しみです