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今日は母と二子玉川で待ち合わせ。
静嘉堂文庫美術館で開催されている「茶碗の美 国宝曜変天目茶碗と名物茶碗」を見てきました。 茶碗? 実家の母は、表千家の茶道教授。 今でも月に二回、自宅でお稽古をしています。 私も実家にいるとき、少しだけお稽古をしていました。 今ではすっかり遠ざかっていますが。 でも美しいお茶碗や、言われのある逸品を見るのは大好きです。 今回、こちらの美術館で展示されている「曜変天目茶碗」は国宝で、同じ物は日本に3つしかないのですって。 しかも、これだけ科学が発達した現代なのに、全く同じ物を作ることは不可能だとか。 このお茶碗、公開されるのは何年かに一度だそうで、普段はお目にかかれないそうです。 「曜変天目茶碗」は思ったより小ぶりのお茶碗でした。 黒地に浮かび上がる青い小宇宙のような模様が、吸い込まれそうなくらい美しく…。 いまから800年も前にどうやってこれを作ったのか。 そして今までの長い時間、欠けることなく茶碗として伝えられてきた奇跡を思うと、ロマンが広がります。 実は、茶碗の美術展なんて、ガラガラだろうと思って行ったのですが、かなり混雑しているのにびっくりしました。 母に言わせると、茶道具のなかでもお茶碗に限っての美術展は珍しいとのこと。 しかも展示されているお茶碗がとても優れた物ばかりだそうで…。 みなさんとても熱心にご覧になっていて、じっくり時間をかけて見学している人がほとんどでした。 母も目をこらしたり、感心したり、ゆっくり眺めて、じゅうぶん堪能したようです。 美術館をあとにしてから、二子玉川の高島屋で食事をしてケーキを買ってもらい、我が家に帰宅。 母は今晩、我が家にお泊まりです。 学校から帰宅した娘とおしゃべりしたり、夜ご飯を一緒にたべてのんびり過ごしました。 実家と我が家が60キロほど離れているため、娘が小さいときは、こうして母とふたりで出かける時間がなかなか取れませんでした。 でも娘も高校生になって、部活動などで帰宅が遅くなることも多くなってきました。 私が家をあけてももう大丈夫でしょうし。 これからはこんな風に、母と出かけるのもいいかもしれないなあ、と思った1日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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