|
カテゴリ:カテゴリ未分類
ねこみち家。
築15年になるところで、いろいろとメンテナンスが必要になって参りました。 今日は和室の畳の表替え。 居間と2階の部屋、計10枚の交換です。 こちらはダンナ様が寝室に使っている2階の畳をはずしたところ。 畳はわら床(わらどこ)、ござの表、へり、からできています。 わら床は水没したりすることがなければ2〜30年はもつとのこと。 表面のござは生活パターンにもよるけれど5〜10年はもつみたい。 我が家はクーの爪で最初の畳は2年でぼろぼろ。 次は和紙をよった摩擦と水濡れに強い「ござ風」の表に変えました。 クーが畳を掘ることもなくなったのでなんとかもったけど、それも10年以上過ぎてへりがぼろぼろに。 今回は正しいござの表にすることに。 わら床は一緒だけど、へりと表が新しくなると見た目は新品同様。 なんともいえないイグサの香りが家中に(^^)/ やはり新しい畳はよいです。 普通に暮らしていて、畳からなんかケバケバしたものが出てくるようになったらそれは表がいたんできている証拠なので、ぜひ畳表の交換をお勧めします。 私の母方の実家が畳店を営んでいたので、子どもの頃、祖父母の家に行くと店の工場でよく遊んでいました。 わら床を積んだ上のぼってアルプスの少女ハイジごっことか(わかります?) 店の工場はいつもわらとイグサの香りに満ちていて。 畳も昔はすべて手縫いでした。 大きな針でわら床とござとへりを縫う祖父の手元をじっと見ていたり。 畳のへりの見本帳やふすま紙の見本帳、畳以外の敷物の見本帳‥。 自分の今の趣味を振り返ると、子どもの頃の環境が少なからず関係しているのかなあ、と思ったりします。 しばしノスタルジーにひたった1日でもありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|