イタリアンジュエリーに魅せられて
夕べ、仕事帰りになんとなくふらふらしたくなり某デパートへ。まよわず宝飾のコーナーへ一直線(笑)そしたら、最初のコーナーにイタリアンジュエリーが特集してありました。いろいろ見てたら、水晶のカービングにデコレートしたものとか、花のモチーフで花びら部分がくるくると回転する指輪とか結構面白かったのです。イタリアンジュエリーって私の中では地金ごつい、って感じでした。でも、ちょっとそれは偏見だったかもしれませんで、何が面白かったといえば、このとき接客してくれた店員さん。暇をもてあましていたのか、ご年配の層が多いこのデパートで接客に四苦八苦していたようで(本人談)私と話してるだけで、なんか嬉しそうでした。最初は東京の人はこわい、という話から。人があふれすぎてると。逆に私はずっとこちらに住んでるからその感覚がないのかも。「外で人が具合悪そうにして、なんでみんな素通りするんだろう、って感じるのですが…。」と言われて、あ、私も声かけますよ。と同意。ただね、誰でも声かけていい、というわけじゃないのですよ。とは一応理由も添えて言ってみました。あえて大の字になったり、自動販売機の前に横たわっていたり、通勤時間のくせしてあきらかにサラリーマンって格好じゃない感じとか。そういう人は残念ながら心の疾患を抱えている場合が多く声かけられたくて、注目されたいがために、そういう行為にいたるわけです。さて、そんな世間話から話はジュエリーに戻り、別に自慢するわけでもひけらかすわけでもなかったのですが、身に着けているジュエリーの安さに驚愕していました(笑)しかもネットで購入するなんて!ありえないと。そういえば、ネットで購入して失敗したなあ、と思ったことは正直ないのです。直感でこれだ、と思えるときに買ってます。それを伝えたら、店員さんは「人を見る目あるんでしょうね~お客様、私、時々人にどう見られてるのかなって思うんです」と言うので、「人にどう見られてるのかなって意識しすぎてかえって変に人から見られたり余計な行動を起こすんじゃないかなあ。さっきも八方美人になってしまう、って店員さん仰ってたし」と言ったら、かなり驚愕してました。そこで、店員さん、「お客様と話してると面白いです~」いや店員さんも十分、面白いぞ(笑)ガラスケースの中には気になる指輪がいっぱい。特に輪をモチーフにしたWGとPGとメレダイヤをふんだんに使った格好良い指輪があったのです。当然ながらお値段は私の月収をはるかに超えています。こんな感じかな(イメージ)これでPGとWGがバランスよく輪になっているのような。いいな~って指にはめて眺めてたら「電卓持ってきちゃうぞっ」、っと店員さんはびゅーんとフロアを駆けていきました。(いいのか)10%、はたまた15%と、どんどん下がっていきます。なんかかんか「うーん」と言いながら私はあきらめました。でも、あれは格好いい。洗練されてましたボーナス出ないのですよー、と伝えたら店員さんは「もう私なんて働けるだけでもありがたいです」ですと。若いのにしっかりしてるなあ。うちの社員にこの姿勢を見せてあげたい。あとで調べて分かったのですがこのコーナーで扱っているイタリアンブランドは某高級宝飾メーカだということが分かりました。いや~、美しいわけだ。今フロアにある、商品も外商向け、もしくは展示会で出品するくらいで売り場には出ることはないらしい。もちろんこの店員さんはデパートの方ではなくメーカの方でした。最後に、店員さんいわく「お客様とたくさんお話できてよかったです」、と。私も店員さんに「たくさんお話してくれてありがとう。」と伝えました。もし今の会社、雲行きが怪しくなったら、口から生まれたのを活かすべく販売員になろうかしらゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイそれにしても、最近癒されたいがためにふらふらすること、多くなったなあ