小川亜矢子先生の自伝を読む
現在青山ベルコモンズの上で青山ダンシングスクエアを主催されている小川亜矢子先生の自伝が出版されていたので、ご購入。一気に読みました。運命に従う先生の華やかな半生に触れ、パワーの源に少しだけ触れることができたような気持ちがしました。以前、六本木にダンススタジオ「スタジオ一番街」があった頃、レッスンに通い、小川先生の作品の舞台に幾つか参加させて頂きました。スタジオでは、週末にレッスン場がそのまま舞台となり、観客が入るスタジオパフォーマンスが行われていましたが、そこでは、小川先生のドラマティックなバレエ作品が幾つも上演されていて、本当にドキドキしながら、観ていました。レッスンスタジオは、バルコニーのようなスペースから、見学できるようになっていたのですが、はじめて、レッスンを見学した時、あの人たちと、同じフロアに立つこと。が、まず第一の目標となり、時間はかかりましたが、とにかく、そのフロアでレッスンを受けることができるようになった事は、私の中での「頑張った大賞絶対第1位」の出来事でした本を読んでいると、スタジオ一番街の頃は先生自身も創作活動を精力的に行われていて、外からも色々なダンサー達がレッスンに通っていたりして、当時触れていたスタジオの空気が本当にエネルギッシュで魅力的なものだったのだと改めて思いました。踊る事中心の生活を終える時期を考えながらの、何年かでしたが、本当にあの時代にあそこにいることができて、良かった!!本に出てくる先生の周りの男性達も、浮世離れしたパワーの持ち主ばかり。お父さんが、これまた素敵な男性なのでありました。→コチラからも♪