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テストで、四択問題が出題されたとして。
A,B,C,D,って選択肢があったとして。

計算してみたら、Aが正しい答え。
他のつながりを色々論理的に考えても、Aが正しい答え。

でも、なぜかCっていう選択肢が気になる。
答えがCであることを後押しする根拠はなく、「なんとなく」そんな気がするだけ。

リスクを回避しようとAを選択したら、正解はCだった。

なんて、そんな経験ありませんか。

この「なんとなくこれのような気がする」っていう「これ」が正解である確率が高いという現象は、一瞬でも教科書で読んだり誰かから聞いたりしたことを脳が記憶しているせいとか何とかで、科学的に解明されているらしい。

人生の決断も、結構そういう時ってあると思う。
学校を選ぶとき、専攻を選ぶとき、仕事を選ぶとき。

例えば、私は高校生のとき、「なんとなく」留学したかった。
その時は、それが正解である根拠なんてなかったし、留学したい理由なんてはっきりとはわからなかった。
将来のこととか、経済的なこととか、安定性とか、そういうことを考えると、日本の国立大学を目指したほうが「正しい答え」だったようにも思えた。
でも、「なんとなく」留学っていう言葉がひっかかって、それを貫いたら、ああ留学してよかったと思うことが何度もあったし、自分が留学すべきだった理由がいくつもわかってきた。

多分、それまでの経験や見聞きした情報から、このまま日本の大学に行かないほうがいい、という結論を私の脳が出していたんじゃないか・・・と今になって思う。

一社会人として、あるいは大人としては、上の例でAを選ぶやり方が「正しい」のだろう。
ちゃんと前もって考えて、計算して、論理立てて、その上で正しいと思われるほうを選択する。
「なんとなく」なんていうやり方は「子供っぽい」しリスクが高いとみなされる。

だから、留学するって言い出した生徒や、これを仕事にするって言い出した子供に、
教師や両親はなぜだ、その理由は、それがいいという根拠は、と、
その選択が社会的に「正しい」と思わせる後付を要求するんだろう。

大人として「正しい選択」が、その人個人にとっての「最良の選択」であるとは限らない。
Cが正しいような気がしながら、実際にCが正しいのに、理由や根拠の多さからAを選んでいる人はきっとたくさんいる。

テストはさ。
答え合わせすればすぐ間違いに気づけるんだよね。

でも、進路選択とか、仕事選択とかの間違いは、3年、5年、10年の月日を経ないと気がつけなかったりするんだよなぁ。





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最終更新日  2005年07月19日 14時52分08秒
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