カテゴリ:PCハードウェア
最近はミニノートとかUMPCとかっていうとネットブックと混同されそうですが、本来ミニノートはミニノートとして高付加価値で売られていたわけで、その代名詞といえばLibrettoなワケです。
で、私はLibretto 100の時からのリブラーでして、Libretto U100が発売された当時、大喜びで購入してしまったわけです。当時としてはこのサイズに妥協ない性能を詰め込んだマシンだったわけですが、実際に使ってみるとトロい。メモリは当然1GBにアップしているのに、なんか何をやってもトロいのがストレスで。。。結局は当時の1.8インチHDDの速度が問題だったわけですね。で、CFカードをSSDに使えるようになってきてから、そのうちやってやろうと思っていたのがLibretto U100のSSD化です。 ただ、標準で60GB搭載しているHDDの容量より減るというのはイヤですし、コストパフォーマンスの問題があって、時を待っていました。 そして、Indilinxチップとキャッシュ搭載のHANA Micron製SSD「H1PM064G」(→楽天で検索)が登場して、ようやく時は満ちた・・・って感じでした。ただ、品薄で手に入らなかったのでちょっと時間がかかって今に至ります。 できればZIFじゃなくて、東芝型IDEコネクタでそのまま装着できればよかったんですが、その手のはあのPhotoFastくらいしか販売していません。値段がHANA Micronの倍になってしまいます。ネットを見ていると変換アダプタでの成功例がちらほらあるので、この価格差ならチャレンジだろうとトライしてみました。 で、このパッケージです。 SuperTalentほどじゃないですが、ちょっと大げさなパッケージングですね。 バルクのHDDに慣れすぎでしょうか。 Libretto U100への搭載は結構面倒でした。写真を撮る気にもならないくらい。で、分解した写真ありません。今回、「Libretto U100 HDD」でぐぐってトップに来るこちらのサイトを参考にさせていただきましたが、写真がたくさんあってわかりやすいです。 で、いろいろしんどかったのですがなんとかHDDと取り出してパーティションマジックでSSDに転送、変換アダプタを咬ませて本体に戻すと。この際、アダプタのコネクタ部分の厚みとかの関係でそのままだとちょっと窮屈だったので、SSDの天板を外してしまいました。保証効かなくなりますけど。 あと、そういえば、今回使ったアダプタは変換名人のIDE-ZIFB18Bというヤツ(→楽天で検索)なんですが、「東芝用」とされていた青-青のフレキシブルケーブルだとSSD側のコネクタに入らず、「日立用」とされていた青-白のケーブルの白側をSSDに差したら上手くいきました。両方付いてて良かった! で、残った残骸。元のHDDとSSDの天板。 そう、SSD本体の写真も、バラしたときの内部の写真も撮りませんでした。面倒くさくなって・・・ 組み上げて最初起動しなかったのでちょっと焦ったんですが、メモリを外したままだったのを忘れてました。メモリを差して、再度やり直したら無事起動しました。起動の時から速くなっているのが体感できました。 さて、お約束のベンチマークですが・・・ 換装前(HDD) 遅っっっ!! 換装後(SSD) 感涙・・・ 実際、使ってみて、以前のようなトロトロ感が解消されて、非常に快適です。それはもう、今どきのネットブックとあまり変わらないくらい・・・ あと、ファームウェアのバージョンが1571で、XPでTRIMツールも使えました。これはラッキーです。 というわけで、苦労は報われて、我がLibretto U100はついに実用に足るミニノートとなりました。めでたしめでたし。 と、そういえばここに一度も登場していなかったので、Libretto U100の雄姿(SSD化済み)も貼っておきましょう。 P.S.現在のところ、クイックプレイモードが動作しません。HDDリカバリも起動しなかったので消してしまいました。たぶんリカバリしてから起動イメージを書き戻せばいけると思うんですが。クイックプレイは使わないしHDDリカバリも要らないのでこのままでいいかな。。。(修正しました) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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