カテゴリ:なにげない日々の日記
Yahoo!ニュースに「4K番組は録画禁止」という文字が躍っていました。
元記事は『「4K番組は録画禁止」という驚愕のシナリオ』という東洋経済オンラインの記事。 率直な感想として、テレビ業界はこうやって自滅していくんだなと。途中の展開を見逃して終了のドラマとか、深夜アニメとかもうテレビで見ないですよね。今のテレビ放送自体、ある程度録画がある前提で構成されているというのもありますけれども。 見逃し配信はネットでオンデマンドの環境が出来ているから大丈夫とか言っているのかもしれませんが、実際のところタイムシフト視聴を利用したい全ての人を対象にしたオンデマンド配信のサービスインフラを無料で維持できるということはないでしょう。インターネットにかかる負荷もハンパじゃないので、インターネットサービスプロバイダや回線業者などからも悲鳴が出て来るのではないかと。 はっきり言って4K放送自体の需要がほとんどない上に、またテレビを買い換えないと観られないということになるでしょうし、録画も出来なくなってしまったら、テレビ離れは急激に加速するシナリオしかありません。民放なんか見なくなりますし、テレビを見ないならテレビは要らないからNHKの受信料も支払う必要がなくなり、テレビ放送の存在価値がなくなると。そんでもってスカイツリーはただの見世物になってしまうという話ですね。 放送波がタイムシフトできなくてover IPでの視聴が前提なら全部そっちでいいという話です。ケーブル事業者の有料放送中心になるんでしょうか。USAなんかはケーブルが一般的という話なのでありえないことはないでしょうけれど。そうなったとき、録画禁止によってテレビ業界が守りたかった既得権益は守れないかもしれません。コンテンツクリエイターとサービス事業者だけで出来るところにわざわざテレビ業界を挟む必要はありませんからね。 まあ勝手に爆死すればという感じで見守っていきましょう。別に我々としてはテレビ放送事業者の押し付け映像を無理に視聴しなくてもいいのですから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年01月15日 02時58分06秒
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