Book Baton
今度はBook Batonです。lumiちゃんから回ってきました。Book reading right now (今読んでいる本) ◆陰陽師(龍笛ノ巻)/夢枕獏晴明もよいが博雅もよい。2人が呑みながらこの世のことわりや呪について語り合うシーンが好き。The last book I bought (最後に買った本) ◆トリダヨリ/コンドウアキ リラックマ生活3とも言う。キイロイトリは喜怒哀楽が激しいし、毒舌なんだけど、でも可愛いんだよね。Five novelists(or writers) I read a lot, or that mean a lot to me (よく読む、または特別な思い入れのある 5人の作家、または小説家) 5人に絞るのは限りなく不可能に近いので、次の問いの特別な思い入れのある本と分散して書きます。◆藤堂志津子 恋愛を激辛に描く直木賞作家。他に類を見ない作風で、読後感がたまらない。ビシッとした小説と天然ボケぶりを感じさせるエッセイの落差がまた秀逸。◆池上永一 琉球の伝承を元にしたファンタジーを書く作家。ここで紹介している2冊は笑え過ぎて、電車の中では絶対読めない。◆光野桃 エッセイスト。斎藤薫と新しい女性誌のスタイルを作った方。ファッション、インテリア、仕事への姿勢・・・潔い。大人の女性はかくありたい。溢れかえる情報や強制される可愛らしさに疲れたら読んでみてください。。◆宮部みゆき 宮部さんの時代小説は全て好きなのだが、中でもよく読み返すのが”初ものがたり”。現代小説も読んでいますが、読了後に必ず自己嫌悪を伴う落ち込みに襲われるので現在は自粛中(これは私の個人的問題)。◆藤臣柊子 ウツ病になった時にどういう偶然からか”精神科へ行こう!”に巡り合った。おかげで命を救ってもらったといっても過言ではない。藤臣姉の本はどれを見てもアクティブで面白く、メンヘル系本ですら前向きで勇気付けられる。Five books I read a lot, or that mean a lot to me (よく読む、または特別な思い入れのある5冊の本) ◆焦茶色のパステル/岡嶋二人競馬に関連する推理小説。(主人公が競馬を知らないので知識がなくても楽しめます)高校の時に読み、以来何度となく読み返している。ディープな競馬ファンになった今となっては、タイトルからしてやられていることに気付いてこれまた嬉しかったり。◆ふたたびの虹/柴田よしき優しくて、厳しくて、切ない本。◆贅沢貧乏/森茉莉森鴎外の愛娘、茉莉が描き出す小説の世界は耽美。でもこのエッセイは何と言うか、うーむ、うーむ、うーむ(とお茶を濁して逃げる)◆ダブルハウス/榛野なな恵Papa told meと悩んだのですが、人生に影響を与えたと言う点でこちらを。”恋愛ほど重くなく、友情ほど軽くない。”というキャッチフレーズがしっくりくる。こういう関係を維持できる相手が何人いるかで人生の充実度が左右されるのでは。◆ビジョナリー・カンパニー/ジェームズ・C.コリンズ /ジェリ・I.ポラス 私の職業観を固めた本。「仕事は金を稼ぐ手段だ」と親に刷り込まれたものの、違和感を覚えて苦しんでいた時に読んで私の理想はこれだー!と開眼しました。Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5名) 萌えバトンをくれたnohmaさん。あと4人はわれこそはという方が居れば。