カテゴリ:3周年を迎えてドットコモを振り返る
【こちらのコンテンツはこれまで週刊ドットコモとしてメールにて配信していたものをブログに再掲載したものになります】
3周年を迎えこれまでドットコモディティが歩んできた道を振り返ります。 すでにサービス変更により現在提供のサービスと異なるものもございますのが、現在のサービスに至るまでのドットコモディティの過程を改めてご覧ください。 ~2005年8月17日配信分より~ 世の中「一寸先は闇」と言われます。 ドットコモでも、予期しないことが起こります。うれしいことでは、東京工業品取引所が翌日に公表している毎日の出来高について、5月に約50枚/日、6月は約400枚/日、そして7月は約700枚/日と、順調に増え、先月末の7/28には、開業後初めて1000枚を超えて喜んでいたところ、それからわずか2週間後の8/12には出来高2400枚を超えました。 「一寸先は闇」との表現が最もよく当てはまるのは、政治の世界だと思います。政権転落の可能性があるにもかかわらず、小泉首相は衆議院を解散し、郵政民営化法案に反対した自民党議員は公認しないとの、いわばマイナスの状態から出発しながら自民党と公明党とで過半数の議席が取れなければ退陣すると表明ました。これに対して民主党の岡田代表も、今回の選挙結果で、もし政権が取れなければ代表を辞任すると応じています。大上段の議論のきらいがありますが、人間は「競争(competition) と監視(check)」がない状態では、怠惰、怠慢とまでは言わないまでも、真剣な努力をなかなかしないのでは、と思います。 そういった意味で、二つの政党が競い合い(competitionがある) 、選挙結果が不十分であれば、リーダーの地位を未練なく捨てる(checkが効いている)という、小泉さん、岡田さん両代表の姿勢には拍手を送りたいと思います。 私は、特にどちらの政党の支持という訳ではなく、自分の国の政治を託せる人にこそ、真の国会議員になってほしいと思っています。 私は「オンラインで商品先物取引を変えたい」という思いから、経済産業省の役人を退職してドットコモを創業しましたが、私自身の出資比率を低くし、さらに取締役会でも自ら望んで社外取締役を過半数選出する、という厳しい状況を創出しました。 私自身の、人間としての弱さを自覚するが故に、他社との競争(competition)に加え、取締役、株主からの監視(check)に身をさらしました。 「競争(competition) と監視(check)」 これをキーワードにして、日本の経済も政治も株主やお客様のために真剣に成果をあげようと努力するようになれば、これからの日本も明るいのではないか、と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.27 08:42:09
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