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かわせ臥薪嘗胆

October 20, 2007
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カテゴリ:カテゴリ未分類
朝の経済番組をぼーーーっとして眺めていると、
なにやら昨今の「サブプライムローン問題」が、家計にも影響を与えているんだとか
何のことかと、耳を傾けてみると、原油や穀物の国際価格が上がっている原因が、サブプライムによる国際マネーの循環、即ち株や債券から商品相場に資金が向かっており、その影響で商品市況が軒並み上昇しているからだという理屈のようです。

確かに、金、原油、大豆、コーン等、軒並み急上昇しています。
その一方で、通貨(外貨)は下落基調になっています。
経済のファンダメンタルズの影響・結果として物価(モノやサービス価格)が上がる(形成される)のだろうと思っていましたが、物価に経済が「追いついていく」という現象もあるようです。
景気回復の実感がないのに物価が何か上昇している・・・
こんな現象は「短期的」でいずれファンダメンタルズに収束する、などと言われますが、その「短期的」が何年も続くこともありました。
歴史を紐解くとそれをスタグフレーションなんて呼ぶ時代もあったようです(70~80年代前半かな??)。

その裏舞台を司るのは「投機マネー」でしょう。最近では、中東やロシアなどのオイルマネー、90年代後半はヘッジファンド、その前はセイホなど、時々に応じて主役は移り変わります。

サブプライムショックによる仕組債の解約→損失の穴埋めのための円キャリー解消→株式売却、外貨の円転換→株下落、円高→商品市場への資金流入→物価高

サブプライムは、根が深すぎ。
G7で何を言われようが、セキュレタリゼーションがあまりにリスクの評価を複雑化させてしまったが故に、市場の疑心暗鬼は払拭できません。
ほっとしたころに、大手機関投資家によりサブプライムによる巨額損失を突然発表され、いったい全貌がいつ明らかになるかさえ見えずに・・・・


世界の金融政策当局は、それゆえに史上2番目の救済システム(基金)を作るとのことですが、それくらい影響、評価が見えないのでしょうね。
今世界に底流する危機は、アジア危機、ロシア危機、ロングターム破綻を明らかに超える危機かもしれません。

ということで、円高圧力は今後も続きそうですね





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Last updated  October 20, 2007 09:51:05 AM
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