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紺洲堂の文化的生活

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カテゴリ:美術
 Moritaさんの「提言してみるのも手」の一言に触発されて、頼まれもしないのに提言をすることにしました。

 頼まれもしないので、直接、美術館に送りつけることはせずに当ブログで問題提起をしてみますできればいろいろな美術フアンの方々にアイデアを書いていただきたいなあ、という門外漢の思い付きです。

 第一回のテーマは、混雑の緩和です。

 土日に、世に言う「巨匠」の作品を見に行くと、とんでもないぐらいの人に押しつぶされてしまうような混み具合に出会います。

 かのルーブル美術館からモナリザが来日したときは言うに及ばず、係員に「立ち止まらないでください」と言われ続け、いったい何の為に来たのか分からない。絵を見に来たのか、他人の後頭部を見に来たかもわからないぐらいの混雑ぶり。


 昨年見た中では、森美術館のダヴィンチレスター手稿展、東京国立博物館の北斎展が、まともな鑑賞を許さないぐらいの混み具合でした。これでは、何の為に来ているのかわかりません。

 少なくとも、巨匠の作品(北斎、写楽から印象派など)の展覧会では混むことが分かりきっているのですから、ちゃんと見学者が鑑賞できるような環境を提供するのがミュージアム側の務めではないでしょうか。何人でも押し込めていいって、朝の通勤電車じゃないんですから。


 そもそも、人気の展覧会に人が集まるのは当たり前ですし、喜ばしい限りです。ただ、その人数が適正なキャパシティーを越えることで、良好な鑑賞環境が妨げられるわけです。よって、

1.会場のキャパシティーを広げる
2.会場に入る人数を制限する

の二通りが考えられます。

 1番については、会場自体の制約があるので、よほど大きな美術館でなければ対応できませんね。ミュージシャンのライブと違って、いくら人が来るからといっても東京ドームで開くわけにはいきません。よって、当面は2.について考えてみます。(1.にもアイデアが無いわけではないのですが)

2.の会場に入る人数を制限するには、単純に制限人数を決めて、それ以上は入れない、という手も考えられますが、これでは待っている人に不満が溜まりやすい。

 それならば、三鷹の森ジブリ美術館や、ジブリ関連の展示を開いた際の東京都現代美術館のように、時間制前売り券で、あらかじめ鑑賞者を制限するという手が考えられるでしょう。

 これならば、あらかじめ鑑賞者も予定が立てやすく、あらかじめ制限した人数しか来場しないので、会場の混乱も防ぐことが出来ますし、グッズ売り場などの対応も来場者に合わせた体制を取ることが出来ます。

 また、ディズニーランドのファストパスのような制度も良いでしょう。これならば、見学者は並ぶ時間の間、庭園を散策したり常設展を見たり、敷地内のショップやカフェに行くことが出来ます。きっとファストパスにかかるコスト以上に、ショップなどの売り上げが向上するのではないでしょうか。


 あとは、いかに週末から平日や夜間に見学者をシフトさせることが出来るか、でしょう。例えば、働いていない人に対して週末は割増料金、ウィークデイは半額、といったように、すこしでも平日にシフトできる人をシフトさせるような、弾力的な料金体系は導入できないでしょうか?高齢者専用のフリーパスを低額で発行し、美術館に来てもらう、というのも手ですね。


 だいたい、良いものを見た後は、財布の紐もゆるくなっていると思います。それも気持ちよく見れたら、もっと緩んでくれるはずです。人ごみの中「あー、疲れた」と思わせないように、見学者の満足度を高めるためには、混雑の緩和の施策を打ってもらいたいものです。

つづく!?





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Last updated  2006.01.09 05:21:59
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