先週、風邪からのどを痛めてしまいました。
3日間ひどいハスキーボイス。
朝はなんとか声というか音は出るんですが、
夕方になるともうまったく音さえ出ません。
つばを飲み込むのさえ、覚悟してからでないと痛くてつらいのです。
3日間、子供とジェスチャー日々。
いろいろ無駄なアクションばかりしても疲れるし、
本当に必要なことだけ、近くに寄ってじっと目を見て手振りで伝えます。
言葉が使えない分、こちらも真剣になります。
すると、ふたりもじっと目を見て、読み取ろうとします。
それなりに伝わると、いつになく子供たちも機敏に反応します。
…なんと無駄な言葉の多いことか。
私って、なんて言葉に頼っていたんだろう。
思えばずっーと、小言だらけ。
用事ひとつ伝えるのさえ、「ほら、気をつけて」とか、
「だから言ったでしょ」とか、「早くしなさいとか」。
もう、いっぱい足してるんですね。
…子供はうるさいだろうなぁと思いました。
目を見て、本当に必要なことだけ、じっと伝える。
そのほうがずっと直接的。
いい言葉だけを放てたら、何かが変わりそうな気がします。
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<オレンジタルト>
パートシュクレ(ビスケットの生地)に、
オレンジ風味をきかせたクリーム。
たっぷりのオレンジと皮のすりおろし。
この香りと色は元気が出ます。