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カテゴリ:健康
今朝のNHKの放送「けんコン」で、「高齢者の薬と副作用」の
話題について取り上げていました。 多すぎる薬を飲むことを「ポリファーマシー」といい、いま医療現 場で問題になっているとのことです。 「うそじゃろー今更かい!」 このブログでは何度も薬の恐ろしさに気付いて頂くため、薬を毒薬 と定義して、「知らず知らずに」あるいは「急速に」死に近づけし める、毒薬の恐怖の実態を紹介し続けてきました。 以前ののブログを読み返していただきたい。 医療の恐怖と実態がわかりやすく説明しています。またこれからも 発信し続けますので、ご期待ください。 ------------------ ポリファーマシーに明確な定義はありませんが、5、6種類以上 の薬を飲んでいる高齢の方は特に注意が必要です。 *ポリは「多くの」、ファーマシーは「薬」という意味です。 多すぎる薬と副作用 高齢者の薬の飲み方と副作用に詳しい東京大学大学院老年病科、 秋下雅弘教授によると 多くの薬を飲んでいると薬同士の相互作用の 危険性が増し、いろいろな副作用が増える怖れが あると言います。 特に問題なのが、ふらつきや転倒による骨折。それに認知機能の低 下です。 実際、秋下教授らが行った調査では、飲み薬が6種類以上 になると副作用を起す高齢者が増えることも分かっています。 医療機関でもポリファーマシー対策が始まる! 宇都宮にある栃木医療センターでは、おととし1月、医師、薬剤 師、看護師、地域連携室などによるポリファーマシー対策チームが 出来ました。病院の中だけでなく、地域のクリニックや薬局との連 携にも取り組み始めています。 まず医療センターでは、入院した患者のうち5種類以上の薬を飲 み、副作用の危険がある高齢者をリストアップ。患者の同意を得た ら、薬剤師らが現在、飲んでいる薬やその理由を患者本人をはじめ、 家族や主治医からも情報収集します。 年末に太ももの付け根を骨折して入院した79歳の男性も、入院 を機に薬を見直すことにしました。男性は7年前に脳梗塞を患い、 介護が必要になりました。現在は脳梗塞の再発予防の薬をはじめ、 血圧やコレステロールを下げる薬、さらには胃薬や爪水虫といった 慢性疾患の薬など全部で6種類の薬を服用。 それらを総合診療医の診療のもと、家族とも相談しながら薬の見 直しを行いました。 その結果、ふらつきといった副作用のリスクがある血圧の薬を半分 の量に減らし、同じく爪水虫の薬を中止することにしました。また、 こうした薬の変更は、地域の医療機関へも情報提供しています。 医療センターでポリファーマシー解消の取り組みを始めて2年。 薬の見直しを行った患者の薬の数は平均で9錠から5錠に削減でき ています。 秋下先生によると高齢者の薬との付き合い方で大事なのは、「医師 や薬剤師には必ず使っている薬を伝えること。」 「自分だけの判断で薬を中止しないこと。」だといいます。 ----------------------- スマホ用の自然治癒力研究会メインページです! がん検診しないと死ぬ!不安あおる国家戦略! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.01.17 09:03:05
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