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カテゴリ:健康
ユーモアと笑いの効能の第6は、心臓を守ることである。
これには多くの研究が報告されている。 カリフォルニア州にあるオークハースト心臓研究所が心臓発作を起こした 人を対象に調査したところ、毎日30分間のコミックビデオを鑑賞した人は、 鑑賞しなかった人にくらべ、2度目の発作を起こすリスクが20パーセント 低かった。 笑いには心臓発作を防ぐ効果がある。 つぎにメリーランド大学心臓予防センターのマイクル・ミラー教授の研究 を紹介しよう。 まず彼は、300人を対象に聞き取り調査をした。 対象者の内訳は、心臓マヒや心臓手術を受けたことのある150人、心臓病 の経験のない150人の合計300人である。 ミラー教授は、設定された21の質問に参加者がどのように回答するかに よって、彼らのユーモア感覚をランクづけした。 これらの質問は、彼らがどのようなことに笑うのか、不快な社会的状況に おちいったときにユーモアを使用できるかどうかを見きわめるために作成さ れたものである。 たとえば、もし彼らが出席したパーティで同一の服装をした人を発見した ら、どんな反応をしめすだろうか。 はたして彼らは笑えるだろうか、それとも強いストレスを感じるだろうか。 また、もしレストランで飲み物がこぼれて衣服にかかったら、彼らはどう 反応するのか。 こうした問いへの彼らの回答を分析し、ミラー教授はこう結論した。 心臓病を経験したことのない人は、笑いの頻度と問題処理にユーモアを活 用する頻度が、心臓病の経験のある人にくらべ、40パーセンド高かった。 これらの実験結果から笑いが心臓を守ることが確認された。 ストレスが心臓病を発生させるしくみは、こう理解できる。 まず精神的なストレスが活性酸素を発生させ、これが血管を保護している 内皮細胞に炎症を発生させる。 炎症を発見してマクロファージがやってくる。 また活性酸素は、LDL(低比重リポタンパク質)を酸化する。 酸化されたLDLをマクロファージが食べて泡沫細胞になる。 この泡沫細胞が動脈壁にどんどん蓄積すると血管が狭くなり、弾力が低下 する。 こうして動脈硬化が起こり、血圧も上がる。 そして最終的には心臓マヒで倒れることになる。 心臓病のおもな原因はストレスである。 笑いは、ストレスを発散させることによって心臓病のリスクを低下させる。 ------------------------ 自然治癒力研究会は、薬に頼らない健康的な生き方を追求しています。 ★伝授の効能へ ジャンプ 誰もが”どうなりたいか”を、思うことで”そうなる結果”を頂くことができます。 たとえば この機会に一緒に健康な生活を追求していきませんか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.08.26 23:11:15
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