田舎の雑木林で楽しむ！

 　　土曜日の午後は、岡崎のあるデイケアセンターでヴァイオリンの演奏をしてきました。これも大分前に書きました（１月１６日の記事）が、ボクはヴァイオリンを弾き、フルートを吹きます。知人に頼まれて三月に一度くらいの割合で、デイケアセンターでお年寄りの前で演奏します。土曜日は、今流行の「千の風になって」をボクの下手なバリトンで歌ったら、大変受けました。名古屋の楽譜やさんで、カラオケCD付の楽譜を買ってきたからです。たまには、肉声で歌うのもいいものですね。久しぶりにおお声で歌い、喉が枯れましたが・・・。

　　日曜日の早朝、岡崎総合公園の南にある健康の森（４月１９日記事）を散歩していたら、更に南に「自然観察の里」がありました。健康の森のバーベキュー広場から森に入り、尾根に出て舗装道路に突き当たったところを道路に沿って下ると「自然観察の里」です。人工的に作ったと思われる小さな池が各所にあり、そこに珍しい動植物が生息していました。
　　下の写真の池に一面に咲く小さな白い花は、何という花でしょうか。水生植物ですですが、何という植物かは分かりません。とてもきれいです。

　　ここバもともと、下の写真のような放棄田にたくさんの池を作って自然観察の里にしたようです。下流にもこのような池がたくさん作ってあり、いろいろの植物が自然に生息している、いわばビオトープのようなものですね。

　　ここは、岡崎市の公園緑地化が所管しているのですが、園内にはここを実際に管理しているヴォランティア団体の宣伝の看板が立ててありました。樹木の伐採や木道の整備など、ヴォランティアの働きでとてもよく整備されています。いくつかの丸太を組んだ小屋や道具置き場が建てられており、　それもヴォランティアで作られたものです。ここまでやれるのは、すごいと思います。　

　　ここで見られたいくつかの動植物を紹介します。おかしな格好のキノコを見ました。キノコの同定はむずかしくてできません。リョウブの花って、こんな風な花なのですね。エゴノキは真っ白の花を枝の下にたくさんつけますが、実は枝の下に鈴なりになるのですね。大きさは１ｃｍくらい。写真のトンボは、オオシオカラトンボだと思います。シオカラトンボよりも体が青っぽいですし、複眼が黒いからです。シオカラトンボの複眼は緑ですから。写真にはシオカラトンボと書いてしまいましたが、あとで調べて分かりました。

　　１０年もしたら、このビオトープ群も、立派な湿地環境の動植物の楽園になるでしょう。