獅子座のケンタウロス

いろいろな場所の骨董市へ出かけて、コレクションというには数が足りないけれどあれば買ったものの一つに「袱紗」がある。
袱紗は、お祝い事のおり、ご祝儀を包んだりするために用いられた。
おめでたい柄や家紋が描かれている。



そして、裏面には、




「寿」にも色々な書体、描き方があるものだと思う。

そして、こちらは不祝儀用か。



何に使おうという当てもなく買ったものだが、誰が最初にこういう物を考えたのだろうと感心してしまう。


コロナ禍になってから、骨董市に行っていない。開催しているところもあるのだと思うのだが、「検温」や「手のアルコール消毒」や入場制限のある骨董市は、もはや骨董市ではない、という気がしてしまうのである。

人々と肩をぶつけ合いながら、気ままに掘り出し物を物色できる日はいつまた来るのだろう。

その日を待ちながら、今までたくさん買い集めた布を使って、刺繍や創作に励む日々だ。


こちらは、おやつ。兎と月のおまんじゅう。